笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2012-11-07

街と人を思う気持ち

旧暦24日の今日、恒例のおかげいち、でした。

いいお天気かなと思っても、薄ら寒ければ、
大仙院にお参りに行くみなさんのご年代では、
けっこう堪えるものかもしれません。

今日は、振興組合の催事で、フライ豆を売っていました。

美味しそうでしょう~

昨日、袋詰にした豆200グラム強・100円。
数にして80袋を2時間ほどで完売しました。

2個、3個...あるいは5個、と、もとめる方もいらっしゃいます!
そんな方には、補聴器の袋に入れて手渡します。

街中をWIDEXの袋が行き交うのは、あまりみられないことなので
少し微笑ましいです。



平生と違い、外でこういう手売りをしていて思うことは、いろいろあります。

知っている方達も通りすぎますが、それ以上に、こんなに笠岡にも知らない
方が出入りしているのか...。

街を訪ねる目的は各々違っていても、ここに何か必要なことがあり、
それが満たされるから来る、というあたりまえのことが動機なのでしょう。

それらは、モノを買いに来るといった明確に答えられる理由もあれば、
人が歩いているから足が向く、というだけのものもあるでしょうけどね。

「必要とされるということ」は、なかなか言葉にうまくできないのですが、
そこに実に幅広い糸口を持っているのだ、と。

幅が広いのに人の数が少ない、という結びつきをどうやって取りもっていくか、
というのが難しさなのですが、その糸掛けを果たすのが「街と人を思う気持ち」
ではないかなぁと、ついさっきから反芻しています。