先週のお休み、時々立ち寄るくだんの場所^^で、ジャンクかごの中で哀しい目をしてこちらを向いていた一眼がコチラ、Canon T50です。540円。
あの~、デジカメに対しては思わないんですが、まだ動いているフィルム一眼様は、どんなグレードであっても、ジャンクかごに居てはならんです~。全然用途を見いだせないままでも、反射的に連れて帰ってしまうのですよ...
(ご心配なく、レジには並びます;-)。
T50、発売になった1983年当時は、そっけない機能省略ぶりに、一同なめられたもんじゃ、と怒りすら覚えましたが、「スマホで撮っても、上手い人は上手い」ということが日常になった今、この割り切りは、その先鞭をつけていたんですね。
じっくり見ると、プログラムモードだけで露出を調節するには、感度ダイヤルしかないわけですが、ファインダー横でダイヤル数値を目視できるあたり、ニクい設計です。エントリーぶってはいますが、ファインダーは明るいし、プラスティックなペラい感じの軍艦部を除けば、マウントからミラーにかけては生真面目にタイトで、さすが日本製です。
その一方、フィルム送りがモーターなのに、巻き戻しが手巻きだったりするのは、実にイナタイ...。
Making the most of it!
かつて、絶大に信用していた愛機F-1で、ここぞというお仕事でシャッター不良の憂き目に遭って以来、一台を生涯使うというカメラ坊やの妄想は、失せました。
(や、空切りせず放置していた自分が悪いんですけど)
そのあおりで長短持っていたFDマウントは、ただの一本も残っていないのです。なのにボディを拾ってくるというあたり、いかに“哀しい目”は、五十路の正常な判断力を狂わせるかと。
なので、今日のところは望遠鏡用のアダプターをセットしてみますか。
(え、それならあるのかっ)
おお、ルックスは悪かないですね~、でもこの大きなミラーショック、ウチのぼーえんきょじゃぁ、月面写真にも使えないしなあ...。
何もなくてもレリーズ端子(リモートスイッチ 60T3用)は、ちゃんとあるんですけどね、誇らしくも。EOS-1Nと共用できるので、また中古を気ままに探してみますか。それにレンズも^^