https://twitter.com/fujii_yutaka
笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります
2013-10-31
2013-10-30
まきたかしさん リハ中
17日のストアライブに向けて、マイナスワンと合わせた演奏の音量や
立ち位置を確認中のまきさん。
クラシックの名曲集から、ボサノバ、唱歌まで種々のナンバーを
音を確かめるように、次々と吹き分けていきます。
少し一服してから、ラヴェルやドビュッシー、武満、等も
聴かせてくださいました。いゃあ、嬉しかったデス。
こうして、ふたつのイベントが糸を撚るように、準備が進んでいきます。
2013-10-29
上野真フォルテピアノ・レクチャー・コンサート(2013.10.14尾道)
ステージには、3台のピアノが並んでいた。下手から、シュタイン(1820)、シュトライヒャー(1846)、そして現代のスタインウェイ、である。
尾道しまなみ交流館は残響が少なくしかも客席が広いので、いわゆる「古楽器」を聴くのに適したホールであるとは言い難い。おまけに、休日の午後でありながら、聴衆の数もまばらであった。私は、シュタインとシュトライヒャーの近くの席をとった。主催する方としては、お客さんが少ないのはつらいところだろうが、私としては、音の塩梅を想像しながら、席を選ぶことができたのはうれしかった。
前半は、シュタインを用いて、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ウェーバーの名曲が演奏され、後半は、シュトライヒャーによってメンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、ショパン、リストが演奏された。これが、普通のモダン・ピアノの演奏会なら、ピアノを習い始めた子どもたちを対象にしたような田舎プログラムという感じだろう。それなら私が聴きに行く理由はない。ところが、作曲者が生きていた時代にまさに演奏された楽器を用いることによって、少年の日に魅了された名曲の、正真の姿に歳月を経て再会するようで、言い知れぬ感動を覚えた。
演奏会の途中には、演奏者の上野真氏と、楽器のコレクターであり修復家である山本宣夫氏との対談があり、これもたいへん興味深いものであった。楽器にかかわる二人の愛情は並々ならぬものがあり、予定時間を超過しても語り尽くせないほどであった。
シュタイン・ピアノ(1820)の音は、現代のピアノとくらべて、明るく軽い。楽器の大きさは決して小さくはないが、木の箱全体が朗らかに鳴っているという感じだ。まさに、ベートーヴェンやシューベルトが生きていた時代と、国際都市ウィーンのむしろローカルな風情を感じさせてくれるものだった。私にとってなによりも嬉しかったのは、ベートーヴェンの「ソナタ第30番」が演奏されたことだ。後期のベートーヴェンのソナタでいうと、「29番」と「32番」は独特の重厚さや深沈とした趣がある。それに対して、「30番」と「31番」には不思議な明るさ、軽さ、そして、湧き上がるような飛翔感がある。シュタイン・ピアノの響きは、この曲を演奏するのに過不足ない豊かさを備えているように思えた。
このピアノには、四つのペダルが付いており、真ん中の2本はモデラート・ペダルという、ハンマーと弦の間に羅紗のようなものをはさみ音色を変化させる機能をもっている。上野も演奏の隠し味のように巧みにそれを用いていた。この時代のピアノは、強弱のみならず、音色の変化という、チェンバロが心を砕いてきた、美意識をまだ保っていたということなのだろう。
後半のシュトライヒャー・ピアノ(1846)は、ぐっと現代のピアノに近づいてきたという感じの音である。鍵盤の数は85と、現代の標準的な88に迫るほどになり、何よりも音量・量感がぐっと豊かになった。しかし、それに加えて何とも言えぬ、聴くものの心に馴染む親和性がある。楽器本体は木目の美しい落ち着いた色調で、譜面立てにはたいへん細やかなレリーフさえほどこされている。コンサートホールというより、書斎とか小さなサロンにさり気なく置かれているのがふさわしいという感じである。中期~後期のロマン派の名曲が演奏されたが、これらの曲がまさにこのピアノのために書かれたと「錯覚」しても何ら不思議がないように思われた。とりわけ、自身がシュトライヒャーのこの型のピアノを生涯愛奏したというブラームスの、「作品118」はたいへん滋味深いものであったし、ショパンの「マズルカ」や「子守唄」は、深い余情を残すものであった。
そして、最後にアンコールとして、現代のスタインウェイによって、リストの「メフィストワルツ」が演奏された。ピアニストの上野真は、どんな曲においてもその意図するところや情感を巧みに表出していたが、よっぽどの腕達者と見えて、リストにおけるテクニックの冴えは圧倒的であり、文句のつけようのない、スリリングな快演であった。しかし、私たちは直前まで、シュトライヒャーの慈しみ深い響きに慨嘆していたのである。スタインウェイの響きは、輝かしくて立派であるが、あまりにも音が大きすぎるし派手過ぎる、むしろやかましいと言ってもいいくらいだ。これは、演奏者の技量というよりも、楽器そのものの性格によるものに違いない。
スタインウェイの勝利の歴史は、世界史でいうなら帝国主義から現代にいたる過剰な資本主義の歴史に重なる。時代や社会が欲した音なのだろうが、シュトライヒャーからスタイウェイにいたるピアノの変遷が、この楽器の「発展」であったとは素直には言えないような気がしてならない。それほどまでに、現代ピアノが失ったものの大きさをしみじみと感じさせる演奏会であった。悔しいことに、こういった歴史的な楽器を聴く機会はきわめて少ない。私たちは、いつまで我慢してスタインウェイを聴かなければならないのだろうか。
(全文・主宰 写真,改行・石原健)
2013-10-28
笠小おかげいち 2013
暑くもなく寒くもなくの絶好の天気のもと、「笠小おかげいち」が
無事とりおこなわれました。
子どもたちが少ない学年ですが、七福神ならぬ六福神が登場、
ば・先生のこれもユーモアなのかもしれません。
例年のメニューに加え、今年はリクエストにこたえて歌を歌ってくれるという
“お接待”もあって、道行く人たち(保育園の園児たちも!)は、和やかに
耳を傾けていました。
百縁笑店街も、次回はいちょうまつりの11/17と併催されます。
なんだか、とってもいいアイディアをいただけたように思いますよ。
2013-10-27
28日・おかげ市に笠小の三年生の盛上げ隊登場
笠岡小学校の三年生たちが、おかげ市盛り上げ隊でやってきます。
10月28日(月) 9:30~11:30 笠岡商店街一円
9:30~10:30
子ども六福神、おもしろ芸、歌やおどり、クッキー
店の手伝い
・フライビーンズ
・ぜんざい
・百円くじ
10:30~11:30
マッサージ、わなげ、しゃてき、ボウリング、ダーツ、くじ。
2013-10-26
八月釜石 / ジャズ大衆舎 on web #21
八月釜石
八月に、岩手県の被災地釜石を訪ねた。仲間とともに短いボランティアに参加するためであった。何かをやろう、あるいは被災者のために何ができるのか、という気負いがまるでなかったとは言わないが、わずかの期間に見当違いの使命感や正義感を抱くのはむしろ慎むべきだと感じた。あまり自分がどうしたいということは考えずに、与えられた仕事を無心にこなす、それ以上でも以下でもない。仕事そのものは、仲間とともに身体を動かす小気味よさがあった。
しかし、被害が大きかった、釜石市郊外の鵜住居(うのすまい)地区、大槌地区の惨状をつぶさに見て、背筋の凍るような恐怖と衝撃を覚えた。とりわけ、大槌町役場、鵜住居防災センターでは、おしゃべりな私たちでも、声を出すこともできず、その場に佇み手を合わせるばかりであった。
一つだけ心残りは、被災者の話をあまり聞くことが出来なかったことだ。ボランティアに集う人々は、総じて女性が多い。私のようなおっさんは、話を聞くよりも、力仕事や野良仕事が歓迎されるだろうと、むしろ、自分からそちらを志願した。というわけだ。
自分の街に帰って、「未来へ伝える私の3・11①」「同②」(竹書房)という発行されたばかりの本を読んだ。岩手県の地方ラジオ局に寄せられた被災者の手記を集めたものだ。アナウンサーの朗読CDもついている。それまでに、知識人たちが3・11に寄せた文章を編んだ本も読んでいたが、被災者の手記の方が、文章の巧拙を超えて、はるかに強い印象を受ける。読みながら、ふと気づいたことがある。近親者を失った方の文章が、まるでないというわけではないが、少ないということだ。主に、被災から一年余りを経て書かれた手記が多い。一年という時間は、近親者を失った方々に口を開かせるに十分な時間であるとは言えないということだろう。否、あるいは、もっと時間が経過したとしても、失った近親者のことを語るには相当の勇気や決意や、心の中に大きな何かが必要なのだろう。何も語ることなく命を終える被災者も決して少なくはないだろう。
「復興」とは何だろう。道や港湾や建物が元通りになり、人々が帰ってきて、また産業が興る…。それは大事なことだ。しかし、その「復興」の陰で、さまよう死者の魂やそれを思いつづけながらおし黙るしか術のない人たちのことを忘れるわけにはいかないだろう。
八月に、岩手県の被災地釜石を訪ねた。仲間とともに短いボランティアに参加するためであった。何かをやろう、あるいは被災者のために何ができるのか、という気負いがまるでなかったとは言わないが、わずかの期間に見当違いの使命感や正義感を抱くのはむしろ慎むべきだと感じた。あまり自分がどうしたいということは考えずに、与えられた仕事を無心にこなす、それ以上でも以下でもない。仕事そのものは、仲間とともに身体を動かす小気味よさがあった。
しかし、被害が大きかった、釜石市郊外の鵜住居(うのすまい)地区、大槌地区の惨状をつぶさに見て、背筋の凍るような恐怖と衝撃を覚えた。とりわけ、大槌町役場、鵜住居防災センターでは、おしゃべりな私たちでも、声を出すこともできず、その場に佇み手を合わせるばかりであった。
一つだけ心残りは、被災者の話をあまり聞くことが出来なかったことだ。ボランティアに集う人々は、総じて女性が多い。私のようなおっさんは、話を聞くよりも、力仕事や野良仕事が歓迎されるだろうと、むしろ、自分からそちらを志願した。というわけだ。
自分の街に帰って、「未来へ伝える私の3・11①」「同②」(竹書房)という発行されたばかりの本を読んだ。岩手県の地方ラジオ局に寄せられた被災者の手記を集めたものだ。アナウンサーの朗読CDもついている。それまでに、知識人たちが3・11に寄せた文章を編んだ本も読んでいたが、被災者の手記の方が、文章の巧拙を超えて、はるかに強い印象を受ける。読みながら、ふと気づいたことがある。近親者を失った方の文章が、まるでないというわけではないが、少ないということだ。主に、被災から一年余りを経て書かれた手記が多い。一年という時間は、近親者を失った方々に口を開かせるに十分な時間であるとは言えないということだろう。否、あるいは、もっと時間が経過したとしても、失った近親者のことを語るには相当の勇気や決意や、心の中に大きな何かが必要なのだろう。何も語ることなく命を終える被災者も決して少なくはないだろう。
「復興」とは何だろう。道や港湾や建物が元通りになり、人々が帰ってきて、また産業が興る…。それは大事なことだ。しかし、その「復興」の陰で、さまよう死者の魂やそれを思いつづけながらおし黙るしか術のない人たちのことを忘れるわけにはいかないだろう。
(全文・写真 主宰)
2013-10-25
『 僕、馬 I am a HORSE 』 藤井豊さん そろそろ
お昼、藤井豊さん、現れる。
来る、というよりやっぱり“現れる”という感じ。
電話をもらってても、やっぱりそんな感じかも。
今日はフライヤーを届けてくださいました。
だんだん手配りで広めていきますね。
帰り際に、がっしりした手を差し出して握手してくれましたが、
どこかその手は柔らかく感じました。
2013-10-24
祭りの写真の編集終了しました
上の階から祭りを楽しむ皆さん |
反省会や「かみあらい」が、どちらの町内でも続いている頃でしょう。
この二日で祭りの写真のRAW現像を850枚ほど、集中的に行いました。
昨年まで使っていたSILKYPIXから、今年はLightroomに本格的に乗り換えました。
多くの方が薦めるように、Lightroomは確かにいいですね。
なんといっても、夜の闇や影のノイズが激減するのですから、少々のことは
慣れるしかないと思って、一年かかって使い続けてみました。
今では、SILKYPIXをたまに何かの理由があって使っても、
あちこちでマゴマゴするほど、指がコマンドを忘れてしまいました。
ソフトって忘れるとホント何にもできないくらい、「次の指」が出ませんね、不思議です。
こんな入力作業は楽器や料理などに較べると、やっぱり手の感触や機能が、
偏って使われているのではないかなぁ、とも感じます。
2013-10-23
2013-10-22
2013-10-21
そろそろ祭りの写真も
笠神社大祭・リアルタイムは、大変な回数のアクセスをいただきました。
やすみいし始まって以来の連日の大量のPVに、正直驚きを隠せませんでした。
その一方で、街で神輿が練ったときのギャラリーは、例年よりもやや少なくなった気がします。
来年のことは、いささか気が早いかもですか、こちらにアクセスいただいた皆様、
リアルの熱気にも、ぜひ触れていただけたらと思います。それでこそのリアルタイムじゃないでしょうか。
さて、700枚ほどの祭りの写真も、RAW現像が続きます...。
2013-10-20
2013-10-19
2013-10-18
広報紙づくり研修会に行ってきました 2013
岡山県PTA連合会事業 第15回岡山県PTA連合会広報紙づくり研修会
「楽しく、読まれるPTA新聞づくり研修会」 場所:ライフパーク倉敷 大ホール
会場準備のために早めに行きました。 |
今日も子どもたちでにぎわう科学センター。 |
天文関係行事が目白押し、垂涎~。 |
入り口横のテレビの上にペーパークラフトが。ラフな切り口がまた味がある。 |
10人ほどの参加者でセッティング。今年から当番制になりました。 |
倉庫から出して並べてます。(ご心配なく、僕もしっかりやりましたよ;) |
講習会の前に広報の最新号を添削に提出。 |
県の事務局が苦心して一年かけて集めた参考資料の数々。 |
併設のレストランで日替わりランチ。全品手作り感のある、心の通ったもてなし。わずかに650円。 |
喫茶TAKAOというお店です |
エリアの各校から140名が参加。 |
例年通り新聞を切ってレイアウトの実習をしましたっ。 |
年々レベルが上がる一方の各校の出来栄え。とても刺激を受けます。 |
へいぜい作らない大きな見開きタイプを想定、なかなか楽しい感じにできましたね~。 |
今年の前期はばたきへの新聞社の講評。帰ってから読んでいたら、涙が溢れました。 |
2013-10-16
10万PVに
つい先日、90,000PVを迎えたというのに、予想より2ヶ月も早く
1桁プラスの10万PVとなりました。
数字にはとらわれまい、というスタートの頃に比べると、
僕自身、ずいぶん欲深くなったと、思います。
前よりも写真も大きく表示したりなども、技術面のみならず
気持ちの変化のひとつなのかもしれません。
一方で、ひとり言のような日も、「どなたかが目を通してくださってる」
と感じると、どこか救われる気がするものです。
また、錚々たる顔ぶれの皆様に、書き下ろしでの投稿やご協力も
何度もいただきました。すべて友あってのこと、です。
それはこのブログを始めた時には、想像していなかった広がりであり、
叶うはずのない夢のような出会いもまた、数々ありました。
書きたいこと、お目にかけたいものなどなど、まだまだありますが、
これからも、焦らずコツコツと“休み続けて” いきます。
今日は少し腰かけて、まだ来ぬ遠い方を ぼんやり眺めています。
1桁プラスの10万PVとなりました。
数字にはとらわれまい、というスタートの頃に比べると、
僕自身、ずいぶん欲深くなったと、思います。
前よりも写真も大きく表示したりなども、技術面のみならず
気持ちの変化のひとつなのかもしれません。
一方で、ひとり言のような日も、「どなたかが目を通してくださってる」
と感じると、どこか救われる気がするものです。
また、錚々たる顔ぶれの皆様に、書き下ろしでの投稿やご協力も
何度もいただきました。すべて友あってのこと、です。
それはこのブログを始めた時には、想像していなかった広がりであり、
叶うはずのない夢のような出会いもまた、数々ありました。
書きたいこと、お目にかけたいものなどなど、まだまだありますが、
これからも、焦らずコツコツと“休み続けて” いきます。
今日は少し腰かけて、まだ来ぬ遠い方を ぼんやり眺めています。
2013-10-15
笠岡西中学校吹奏楽部ハートフルコンサート 2013のご案内
日時 2013年10月19日(土) 13:00 開場 13:30 開演
場所 笠岡市保健センター ギャラクシーホール
入場無料 (整理券を配布しています)
曲目 ハリウッド万歳 元禄 ひこうき雲 コパカバーナ 他
問い合わせ 笠岡市立笠岡西中学校吹奏楽部 顧問 三島・岡 (0865-63-3586)
西中の可愛い部員さん3人が、案内を持ってきてくれました。ありがとう~
2013-10-14
2013-10-13
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