高い銀杏は葉を落とし 集う鳥もじゃれ 旅立つ
笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります
2013-11-29
2013-11-28
2013-11-27
メガネのツザキ、明日28日営業いたします
私ども・メガネのツザキは明日11/28・(木)、「通常営業」いたします。
本日、笠岡放送のニュースでもオンエアとなりますが、写真展 『 僕、馬 I am a HORSE 』
藤井豊 @笠岡、今月末・30日までの開催です。ご来場、こちらもお待ちしています。
2013-11-26
ふるさと交流会・郷土の心展のご案内 三笠博通さん油彩画
油彩画で描いた 素晴らしき古里・・・ 三笠博通画
会期 11月29日~12月1日 9:00~17:00 (最終日16時まで)
会場 笠岡市民会館 2階 市民ギャラリー
主催 NPO法人ふるさと交流会
後援 笠岡市・山陽新聞社・笠岡放送 (一財)吸江社
・
今日、おかげいちで、フライビーンズの販売をやっていたのですが、
三笠さんに通りでお会いしたおりに、ポスターをお預かりしました。
折しも、山陽新聞・本日号に、銀の道広域連携実行委員会が
「銀の道カレンダー 」を制作した記事が掲載されていました。
(氏の「小田県庁門」・他の作品が、収められています。)
2013-11-25
小田県庁門のペーパークラフト
笠岡小学校の校門が、なんとお店にやって来ました・驚
以前拝見したことのあった、小田県庁門・ペーパークラフトの完成品を作者さんから
いただいてしまいました。幅27センチ程度、さて縮尺はどのくらいになりましょうか...。
門のあたりの詳細な模様や、屋根瓦に見られる紋もきれいに再現されています。
屋根のあたりは作ってみるとなかなか難しいのよと、あとから来られた奥さんが
教えて下さいました。
僕のような指先が不器用なもの(めがねは必死でつくってます;)は、
ただ感心するばかりです。
他にも遍照寺多宝塔の作品なども掲載されているHPはコチラ。
2013-11-24
ペルー&フィリピン料理 DE KUSINA(デ・クシーナ) / ジャズ大衆舎 on web #22
ペルー&フィリピン料理 DE KUSINA(デ・クシーナ)
スペイン語の先生が、先生と同郷のペルー人女性がレストランを開いたとおしえてくれた。ということで、スペイン語のレッスン(ほとんどしゃべれないのだけれど)もかねて早速行ってみた。
“Buenos dias”と声を掛けると、二人のおばさんが満面の笑顔で迎えてくれた。太っちょの方がペルー人で、細身の方がフィリピン人のようだ。
それにしても、ペルーとフィリピンとは、ちょっと強引ではないか!?と、太っちょのおばさんに質問したら、ペルーとフィリピンは太平洋を隔ててむかいあっている、と豪快に笑う。さすがラティーナ!
私の方も、調子に乗って、ハポン(日本)もそうだ!と。
さて、この日は、先生から「セビーチェ」というペルーの伝統料理をぜひ食べてみてくれと言われていたので、土日限定のセビーチェとペルー風パエリアを注文した。早速出てきたセビーチェは、おばさんは「ペルーのさしみだ」と説明してくれたが、これはさしみじゃないよな。むしろマリネといった感じだ。思いの外繊細な味だ。魚は、この日はスズキを使ったとのこと。これを、赤いソースにつけて食えと。これが、ムイ・ピカンテ!
慣れない日本の田舎町で、苦労して開店に漕ぎ着けたのだろう。頑張って欲しい。
おばさん、Hasta luego.また来るよ。
DE KUSINA(デ・クシーナ)
福山市高西町3丁目8-28 ふじハウス 084-939-5939
11:00~15:00/17:30~21:30
月曜定休
(全文・写真 主宰)
(全文・写真 主宰)
2013-11-23
アルバムの写真なら
先日の「まき たかし 街角フルートコンサート」の様子を
撮影してくださった上に、プリントまでいただいてしまいました!
写っている方々にお届けしながら、コンサートの感想も伺いました。
今日も活き活きと感想を下さる様子に、ああ、催してよかったなぁ~、としみじみ...。
僕自身は、最近ではデータでお渡しすることが、ほとんどになってしまいましたが、
焼いた「写真」がこうしてやってくると、なんだかお手紙をいただいたような
ほんわかした気持ちになりました。
やすみいしを綴るときにも、そんな贈る気持ちは忘れないでいたいです。
いつもそっと見守っていただいて、ありがたいです。
2013-11-22
写真集『僕、馬 I am a HORSE』、日本カメラ 12月号で
2013/11/21 読売新聞広告 |
日本カメラ 2013/12月号 2013年 写真集&写真展ベスト5を選ぶ
写真集『僕、馬 I am a HORSE』が、飯沢耕太郎氏のベスト5として、
ピックアップされています。
今日は笠岡放送から取材を受けました 27日 17:40から翌日まで繰り返しの放送です。 |
2013-11-21
アベックパン
久しぶりに笠神社の土手で、「メルヘン」のパン外販車に、出会いました。
いや、単に自分のお休みの都合で、木曜日の9時頃に通らないだけで、
いつも来られているらしい。今日はお休みを返上したので、 出くわしました。
子供の頃からあるので多分半世紀くらいあるんじゃないですか、アベックパン。
最近はアベック、とだけいうようですが、アベックと聞いて二人連れとも連想しなく
なって久しいですね、なんか、ちゃんとフランス語のイディオムに戻っていってるかも
しれない、avec。
岡野パンさんにも同じような商品があって食べたことはあります。
今日は、ちくわの入った揚げパン「はっとり君」が、局部的に売り切れてましたっ。
また、お休みのお昼ごはんに買いに行くかな...。
いや、単に自分のお休みの都合で、木曜日の9時頃に通らないだけで、
いつも来られているらしい。今日はお休みを返上したので、 出くわしました。
子供の頃からあるので多分半世紀くらいあるんじゃないですか、アベックパン。
最近はアベック、とだけいうようですが、アベックと聞いて二人連れとも連想しなく
なって久しいですね、なんか、ちゃんとフランス語のイディオムに戻っていってるかも
しれない、avec。
岡野パンさんにも同じような商品があって食べたことはあります。
今日は、ちくわの入った揚げパン「はっとり君」が、局部的に売り切れてましたっ。
また、お休みのお昼ごはんに買いに行くかな...。
2013-11-20
音楽鑑賞会・岡山県警察音楽隊
3校時、4校時めに、音楽鑑賞会を行いました。今回はオープンスクール期間中でない上に、学芸会から間もない日程だったにもかかわらず、この音楽会に足を向けてくださった皆さんに、感謝いたします。
二日に一度は演奏会があるという30名の楽団員の熱演に、子どもたちは楽しい時間を過ごせたようでした。文化広報部部員の皆さんも機転のきいたサポートをしてくださって、終始安心な会がもてました。みんなも、ありがと~!
わずかの間に、岡山、広島両県の警察音楽隊の演奏に触れるという幸運に恵まれました。きびだんごVSもみじまんじゅうではありませんよ・笑
二日に一度は演奏会があるという30名の楽団員の熱演に、子どもたちは楽しい時間を過ごせたようでした。文化広報部部員の皆さんも機転のきいたサポートをしてくださって、終始安心な会がもてました。みんなも、ありがと~!
わずかの間に、岡山、広島両県の警察音楽隊の演奏に触れるという幸運に恵まれました。きびだんごVSもみじまんじゅうではありませんよ・笑
2013-11-19
広報かさおか2013/11号掲載 補聴器相談会
補聴器相談会 (無料・予約不要)
補聴器の正しい装用をアドバイスします
とき 11月24日(日) 10時~12時
ところ サンライフ笠岡
相談員 (一社)日本補聴器販売店協会岡山県部会会員、
補聴器装用者
問い合わせ先 : 岡山聴覚障害者センター 086-224-0221
皆さまご存知の、優しい相談員がおりますので、
安心して、ご参加ください。
補聴器の正しい装用をアドバイスします
とき 11月24日(日) 10時~12時
ところ サンライフ笠岡
相談員 (一社)日本補聴器販売店協会岡山県部会会員、
補聴器装用者
問い合わせ先 : 岡山聴覚障害者センター 086-224-0221
皆さまご存知の、優しい相談員がおりますので、
安心して、ご参加ください。
2013-11-18
林英哲
林英哲
11月9日(土)、「ヒューマンフェスタ2013 in 神石高原」という催しのある、神石高原町の油木高校へ行った。現代の日本太鼓の第一人者である林英哲のライヴがあると、その数日前の新聞で知ったからだ。
会場の体育館に入ると、油木高校の生徒がフロアの前方を占めており、その後の一般席が徐々に埋まり始めていた。ステージ上には、大小の太鼓が所狭しと並べられ壮観である。
行政、学校、PTA等などの幾重にもなる相乗り企画で、関係者の挨拶は15分にも及び、いささかウンザリしたが、それは我慢というものだ。何と言っても彼らが、英哲さんを呼んでくれたのだ、感謝あるのみ。
私が林英哲のライヴに接するのは実に20年振りのことだ。20年前、41歳の林英哲は精悍そのものであった。みなぎるパワーと緻密な構成力で聴く者を圧倒した。その時の鮮烈な印象は今も心に残っている。この日接する林英哲は61歳のはずだ。還暦を過ぎて身体を張って活躍する音楽家を私は何人も知っている。梅津和時や遠藤ミチロウはそれを「売り」にさえしていた。フリクションのレックは、インタビューで老いることへの恐怖や恥じらいを語っていたが、やはり還暦を過ぎて頑張っているようだ。それを考えると、音楽家の年齢は取り立てて問題にするほどのことではないかもしれない。しかしながら、あの巨大な太鼓に立ち向かい、肉体をさらし、体力と気力を漲らせ、一分の隙も感じさせない演奏を聴かせてくれた、林英哲が、20年の時間を経て一定の水準を保った演奏を、いまなおこなすことができるのか、ライヴが始まる前の私は、期待の反面それ以上に不安を禁じ得なかった。ステージの中央奥には、巨大な太鼓が皮面をこちらに向けてそびえている。20年前のステージで見たものと、おそらく同じものであろう。あの時の英哲は、これを見事に操ったのだ……。
さて、そんなことを考えながら、関係者の挨拶を聞くともなく聞いていたが、いよいよ林英哲登場となった。二人の若いサポートメンバーも入って、三人による演奏が始まった。演奏はパワフルで緻密だった。一挙手一投足、否、一筋の筋肉の動きまでも見事にコントロールされているかのようだった。そしてそれは美しかった。おそらく即興の部分は、ほとんどあるいはまったくないものと思われた。若い二人の演奏も御大とぴったりと息が合い、見事であった。しかし、英哲の太鼓の音は、その深みと色彩感において、若い二人を寄せ付けないものがあった。
20年前に観たライヴでは、共演者は、笛・尺八の竹井誠ただ一人であった。今度は太鼓二人、曲によっては三人。一人で太鼓を打ち続けるのは、還暦を過ぎた人間の身体にはやはり、きついことなのかもしれない。だから、サポートに太鼓打ちを三人も従えたのか、と想像されなくもない。しかし、演奏の質の高さは、微塵もそれを感じさせるものではなかったが…。
「トーク&ライブ」と銘打たれた催しのため、90分余りのステージの4割くらいは、英哲の話だった。その話を、勝手に二つに腑分けすると、一つは、日本各地に伝わる「芸能」としての太鼓のエッセンスを抽出して、新しい「芸術」(という言葉は意識的に避けているようであったが)に高めようとする、自分の演奏のあり方について。もう一つは、自分が歩んできた太鼓打ちとしての人生と、若者への示唆、という具合にまとめられようか。
高校生を前にしているということもあってか、たいへん教育的な中味だったように思う。そして、語りの端々に、若い世代に自分の「芸術」(繰り返すが彼はこの言葉を一度も用いなかったが、まとめるとこういう他ないものだと思う)を受け渡そうという、意思や思い遣りが感じられた。
ライヴの最後に、「宴(うたげ)」という曲が演奏された。20年前のライヴでもこれが演奏されたのをはっきりと憶えている。
中央の大太鼓に向かい、客席に背を向けた英哲の姿は、阿修羅のようであり、パワフルでありながら繊細、これほどニュアンスと情感をもった太鼓があるだろうか。ひたひたと疾走する感じも、20年前と変わらない。
素晴らしい、まったくもって素晴らしい。
サポートメンバーに、太鼓打ちばかりを集めたのも、何となくわかるような気がした。
ただ、それでも「宴」を英哲のソロで聴きたかった、そんな心のしこりは、容易にほぐれそうにはないものだった。
11月9日(土)、「ヒューマンフェスタ2013 in 神石高原」という催しのある、神石高原町の油木高校へ行った。現代の日本太鼓の第一人者である林英哲のライヴがあると、その数日前の新聞で知ったからだ。
会場の体育館に入ると、油木高校の生徒がフロアの前方を占めており、その後の一般席が徐々に埋まり始めていた。ステージ上には、大小の太鼓が所狭しと並べられ壮観である。
行政、学校、PTA等などの幾重にもなる相乗り企画で、関係者の挨拶は15分にも及び、いささかウンザリしたが、それは我慢というものだ。何と言っても彼らが、英哲さんを呼んでくれたのだ、感謝あるのみ。
私が林英哲のライヴに接するのは実に20年振りのことだ。20年前、41歳の林英哲は精悍そのものであった。みなぎるパワーと緻密な構成力で聴く者を圧倒した。その時の鮮烈な印象は今も心に残っている。この日接する林英哲は61歳のはずだ。還暦を過ぎて身体を張って活躍する音楽家を私は何人も知っている。梅津和時や遠藤ミチロウはそれを「売り」にさえしていた。フリクションのレックは、インタビューで老いることへの恐怖や恥じらいを語っていたが、やはり還暦を過ぎて頑張っているようだ。それを考えると、音楽家の年齢は取り立てて問題にするほどのことではないかもしれない。しかしながら、あの巨大な太鼓に立ち向かい、肉体をさらし、体力と気力を漲らせ、一分の隙も感じさせない演奏を聴かせてくれた、林英哲が、20年の時間を経て一定の水準を保った演奏を、いまなおこなすことができるのか、ライヴが始まる前の私は、期待の反面それ以上に不安を禁じ得なかった。ステージの中央奥には、巨大な太鼓が皮面をこちらに向けてそびえている。20年前のステージで見たものと、おそらく同じものであろう。あの時の英哲は、これを見事に操ったのだ……。
さて、そんなことを考えながら、関係者の挨拶を聞くともなく聞いていたが、いよいよ林英哲登場となった。二人の若いサポートメンバーも入って、三人による演奏が始まった。演奏はパワフルで緻密だった。一挙手一投足、否、一筋の筋肉の動きまでも見事にコントロールされているかのようだった。そしてそれは美しかった。おそらく即興の部分は、ほとんどあるいはまったくないものと思われた。若い二人の演奏も御大とぴったりと息が合い、見事であった。しかし、英哲の太鼓の音は、その深みと色彩感において、若い二人を寄せ付けないものがあった。
20年前に観たライヴでは、共演者は、笛・尺八の竹井誠ただ一人であった。今度は太鼓二人、曲によっては三人。一人で太鼓を打ち続けるのは、還暦を過ぎた人間の身体にはやはり、きついことなのかもしれない。だから、サポートに太鼓打ちを三人も従えたのか、と想像されなくもない。しかし、演奏の質の高さは、微塵もそれを感じさせるものではなかったが…。
「トーク&ライブ」と銘打たれた催しのため、90分余りのステージの4割くらいは、英哲の話だった。その話を、勝手に二つに腑分けすると、一つは、日本各地に伝わる「芸能」としての太鼓のエッセンスを抽出して、新しい「芸術」(という言葉は意識的に避けているようであったが)に高めようとする、自分の演奏のあり方について。もう一つは、自分が歩んできた太鼓打ちとしての人生と、若者への示唆、という具合にまとめられようか。
高校生を前にしているということもあってか、たいへん教育的な中味だったように思う。そして、語りの端々に、若い世代に自分の「芸術」(繰り返すが彼はこの言葉を一度も用いなかったが、まとめるとこういう他ないものだと思う)を受け渡そうという、意思や思い遣りが感じられた。
ライヴの最後に、「宴(うたげ)」という曲が演奏された。20年前のライヴでもこれが演奏されたのをはっきりと憶えている。
中央の大太鼓に向かい、客席に背を向けた英哲の姿は、阿修羅のようであり、パワフルでありながら繊細、これほどニュアンスと情感をもった太鼓があるだろうか。ひたひたと疾走する感じも、20年前と変わらない。
素晴らしい、まったくもって素晴らしい。
サポートメンバーに、太鼓打ちばかりを集めたのも、何となくわかるような気がした。
ただ、それでも「宴」を英哲のソロで聴きたかった、そんな心のしこりは、容易にほぐれそうにはないものだった。
(全文・主宰 写真,改行・石原健)
2013-11-17
2013-11-16
学芸会に行きました 2013
とうとう、4回目の学芸会の撮影となりました。
昨年から椅子を工夫したりしているので、体への負担はずいぶん減りました。
今年は、機種の使い分けをより徹底して、バタバタとコマごとにあばれない仕上がりを
目指しました。そのほうが、後のRAW現像処理もグループ化できて早いです。
加えて、運動会でのピントの失敗を経て、慎重に最適なレンズを決め、
万一の機械の不具合に出会わない限り、レンズを交換しないことにしました。
200ミリ単焦点をつけっぱなしのCanon60D、18-135で全域を狙うNikonD90の2台は三脚で。
Pentax K-01は16:9のアスペクト固定で、18-55をつけて手持ちと静音用に。
週明けから、現像にかかろうと思います。
あすは、まき たかし 街角フルートコンサート、です。
どうぞ、お待ちしています。watermarkの珈琲もお楽しみに...。
200ミリ単焦点をつけっぱなしのCanon60D、18-135で全域を狙うNikonD90の2台は三脚で。
Pentax K-01は16:9のアスペクト固定で、18-55をつけて手持ちと静音用に。
週明けから、現像にかかろうと思います。
あすは、まき たかし 街角フルートコンサート、です。
どうぞ、お待ちしています。watermarkの珈琲もお楽しみに...。
2013-11-15
2013-11-14
スペインフェアでのピアノ演奏会
スペインフェアでのピアノ演奏会
11月3日(日)、スペイン語の先生に誘われて、大阪のドーンセンターというところで催された、「スペインフェア」という催しに行って来た。その中で、スペインのピアノ独奏曲ばかりを紹介する演奏会が、2ステージにわたって企画されて、興味を惹いた。
演奏するのは、下山静香というピアニストで、音楽のみならず、著作・翻訳・講演等を通して広くスペイン文化を紹介している、という。スペイン音楽に特化して演奏活動を展開するピアニストが、こんな形で登場するのは、いかにも今日的であり、喜ばしいことだ。
音楽好き、ピアノ好きにとっては、スペイン音楽は、ドイツ・オーストリアを中心線とするならば、地理的には互いに辺境に位置するロシアよりも、もっともっと遠い位置にあるに違いない。自分にとっていうならば、スペインのピアノ曲に親しむようになったのは、まあこの10年くらいのものだ。それが、スペシャリストによって紹介されるのは、願ってもない機会であった。
演奏されたのは、作曲家だけ挙げると、アルベニス(イサーク)、グラナドス、モンポウ、ファリャ、トゥーリナ、ロドリーゴ、アルベニス(マテオ)…。マテオ・アルベニスを除くと、19世紀後半から20世紀に渡って活躍し、いずれもが、音楽史の本流からやや外れた位置にいる作曲家たちと言えるだろうか。
通して聴いてみて、どの曲も、生活や風土・風俗を感じさせる、というよりも意識的にそれに取り組もうとしているところに特徴があるように思った。私はスペインを訪ねたことがないが、そういう経験のある人が聴いたならば、にんまりとする場面もきっとあったことだろう、ちょっと悔しい。
どれも作品の面白さを正当に伝えようとする演奏であったと思う。それでもふと、作曲家たちは実際にはどんなピアノを弾いたのか気になった。グラナドスもモンポウもファリャもフランスで学んだというから、エラールやプレイエルを弾いたのだろうか。だが、この日のステージには、現代の立派なスタインウェイが、でんとのっている。またしてもスタインウェイの悪口をいうのは本意ではないが、このピアノは、時代とか地方性とか、まあ訛りのような親和性をことごとく抽象化してしまうように聴こえる。酒場の猥雑な雰囲気、サロンの華やぎ、街の佇まい、人々の暮らしぶり、…そんなものは、この楽器からは聴こえてこない。すべてが凛としたコンサートホール響きに翻訳されてしまう。それがいつもながら残念ではあった。
11月3日(日)、スペイン語の先生に誘われて、大阪のドーンセンターというところで催された、「スペインフェア」という催しに行って来た。その中で、スペインのピアノ独奏曲ばかりを紹介する演奏会が、2ステージにわたって企画されて、興味を惹いた。
演奏するのは、下山静香というピアニストで、音楽のみならず、著作・翻訳・講演等を通して広くスペイン文化を紹介している、という。スペイン音楽に特化して演奏活動を展開するピアニストが、こんな形で登場するのは、いかにも今日的であり、喜ばしいことだ。
音楽好き、ピアノ好きにとっては、スペイン音楽は、ドイツ・オーストリアを中心線とするならば、地理的には互いに辺境に位置するロシアよりも、もっともっと遠い位置にあるに違いない。自分にとっていうならば、スペインのピアノ曲に親しむようになったのは、まあこの10年くらいのものだ。それが、スペシャリストによって紹介されるのは、願ってもない機会であった。
演奏されたのは、作曲家だけ挙げると、アルベニス(イサーク)、グラナドス、モンポウ、ファリャ、トゥーリナ、ロドリーゴ、アルベニス(マテオ)…。マテオ・アルベニスを除くと、19世紀後半から20世紀に渡って活躍し、いずれもが、音楽史の本流からやや外れた位置にいる作曲家たちと言えるだろうか。
通して聴いてみて、どの曲も、生活や風土・風俗を感じさせる、というよりも意識的にそれに取り組もうとしているところに特徴があるように思った。私はスペインを訪ねたことがないが、そういう経験のある人が聴いたならば、にんまりとする場面もきっとあったことだろう、ちょっと悔しい。
どれも作品の面白さを正当に伝えようとする演奏であったと思う。それでもふと、作曲家たちは実際にはどんなピアノを弾いたのか気になった。グラナドスもモンポウもファリャもフランスで学んだというから、エラールやプレイエルを弾いたのだろうか。だが、この日のステージには、現代の立派なスタインウェイが、でんとのっている。またしてもスタインウェイの悪口をいうのは本意ではないが、このピアノは、時代とか地方性とか、まあ訛りのような親和性をことごとく抽象化してしまうように聴こえる。酒場の猥雑な雰囲気、サロンの華やぎ、街の佇まい、人々の暮らしぶり、…そんなものは、この楽器からは聴こえてこない。すべてが凛としたコンサートホール響きに翻訳されてしまう。それがいつもながら残念ではあった。
(全文・主宰 写真,改行・石原健)
2013-11-13
笠岡地区まちづくり協議会・役員会でした
14時から、笠岡地区まちづくり協議会の役員会へ、出席しました。
毎回とさほど違いはなく、広報部では、取材の近況(山火事の取材)を
報告しました。写真の詳細はブログをみていただければ、と付け加えたのは
ただの強がりでしょうか。まあ、誰かが思い出したら、それでいいや・笑
12/5には、山陽新聞社の講師の方をお招きして、広報誌づくりの講習会を
持っていただけるそうです。(あはは、どこかで聞いたような...)
危険箇所の改善要望もあがっていました。いずれの場所も
納得がいくところです。うっかり無灯火なら、まずケガするところですか。
実際落ちた人の話もチラホラ聞いてます。早期の対応をよろしくお願いします。
2013-11-11
まき たかし 街角フルートコンサートのご案内
11月17日 日曜日 10:00 より 数回の演奏を予定、午後からも1回予定
10:00からの1階での演奏では、「愛の挨拶」「シシリエンヌ」などを
「メガネを掛けた作曲家」 をモチーフにして、お届けします。
さて、他にもどんな作曲家が登場するのでしょう、お楽しみです。
◯^◯つ
午後からは会場周辺の人の出を見て、時間を当日店頭発表します。
(おおよそ、13:00頃の予定です。) こちらはややシークレット・ライブかも...。
現在2階で開催中の、写真展 『 僕、馬 I am a HORSE 』 藤井豊 の会場で、
作品に囲まれての演奏予定。人と場に合わせて、選曲されます。
~午前中とは異なる、まきさんのハードな側面もご期待ください~
☆
今週折り込みの「いちょうまつり+百縁笑店街」にも掲載されます。
2013-11-10
藤井豊写真展「僕、馬 I am a HORSE」を観て
藤井豊写真展「僕、馬 I am a HORSE」を観て
店主じきじきのお誘いを受け、11月10日(日)の暮れ方、やや久しぶりに「メガネのツザキ」に標記の展覧会を観に行った。東北の被災地の写真展であると聴いていた。夏に自分が釜石を訪ねたこともあって、どこか格別に感じるところがあろうかと、店主が声を掛けて下さったようだ。ちょうど、写真家によるレクチャーが予定されていると聴いていたので、興味をもって足を運んだ。
お店の二階に写真が並べられ、その前で、藤井さんがおもむろに語り始めた。青森県からはじめ被災地を南下していく、写真による紀行文という感じであった。眼の前に展示された写真を、時に指さし時に手に取りながら、まるでその写真と対話するように、その時々の様子を語っていく。しかし、その語り口は自信や確信を背景にしているというよりも、その意味を、いまだ模索し問い続けようとしている、ナイーヴな写真家の姿があった。
被災地の惨状を伝えるとか、原発の停止を求めるとか、そういった特定の意図が写真に込めらているようではない。自分が立った場所で、何を感じそして考えるか、ということのみを手掛かりとして、撮られた写真群のように思える。すべてアナログフィルムによるモノクロという方法的なあるいは数量的な限定が、そのことと関連をもっているのか。
それにしても、被災地を巡った写真展と言いながら、破壊された街や瓦礫の山、などといった、被災地らしい風景を切り取った写真は、驚くほど少ない。むしろ、何の変哲もない、と言ってもいいような何気ない風景を撮った写真に、藤井さんは熱い感情を注ぐ。素直な人なのだ。藤井さんの語りを聴きつつ、その写真を眺めると、また違った意味を語り始めるようだ。
「最後のほうでは、祈るような気持ちでシャッターを押した」
そう語る藤井さんが、旅の最後に行きついたのは、被災地各所にただようもの言わぬ死者の魂との交感であったのだ。
(全文・主宰)
写真展 『 僕、馬 I am a HORSE 』 藤井豊 @笠岡 #3
「語る会」(俗称ですが...)を敢行しました。
静かに耳を傾ける参加者に、作品たちに囲まれて、
とつとつと語っていく藤井豊さん。
作品を手にして、しばしば「この写真、ボク、好きなんですが...」
と紹介します。
会の終了後の、みんなの暖かい拍手が、とても胸に響きました。
休日の急な企画にもかかわらず、喜んで立ち寄ってくださった皆様、
心から感謝します。
追・アップ直後に、ジャズ大衆舎主宰が、早々に原稿を投稿してくれました。
いつもながら犀利なレビューに感激です、ご一読ください。
2013-11-09
第43回中国ブロックPTA研究大会 広島市大会へ
朝5時頃、目が覚めました。足を冷やしたせいか、少し頭痛がしていたのですが、
ゆっくり布団から出て、事なきを得ました。
今日は、5年生は市内音楽発表会だったのですが、遠巻きに出発を見送りました。
徒歩での会場入り、微妙に遠かったと思うけど、みんなよくがんばったね。
行きのバスの中では、ま・母親委員長とずっと話してました。
僕にとっては、初代の文化広報部の部長なので、話はつきませんよ。
広島が近すぎるくらいでした。頭痛も少し和らぎました。
大棟耕介氏の記念講演は圧巻でした。
おそらく今日は多くの方が、取り上げていることと思いますので、
重複は避けますが、笑うことの素晴らしさ、その力をまざまざと
感じさせてくださったことに、心から感謝します。機会があったら
皆さんにぜひ生で触れていただきたいライブトークでした。
連Pについては、平素十分お手伝いができていないのですが、徐々になじみの
お顔が増えるのは、この大会のおかげです。いつも勝手なことですみません。
この場を借りてお詫びいたします。でも皆さん、優しく接してくださって感謝しています。
僕にとっては、初代の文化広報部の部長なので、話はつきませんよ。
広島が近すぎるくらいでした。頭痛も少し和らぎました。
色づきはじめた、会場・広島サンプラザホールの木々 |
岡山は来年の大会の開催地ということもあってか最前列に。 |
大会会長の飾らない挨拶が印象的でした。 |
じっくりとした発表で知識の整理ができた広島市電子メディア協議会の講習。 |
寸劇も入れながら肩のこらない演出に拍手をおくります。 |
来年の開催地、岡山・玉野市がPRを |
会場横の野外ベンチ、少し穴場なお昼の席 |
2500食! 駅弁がサポートしてました。 |
広島県警察音楽隊の素晴らしい演奏。 ドラムの鋭敏な音色感覚やタメの効いたシンバルワークにも感激しました。 |
カラーガードもカワイイ! がんばってください~ |
大棟耕介氏の記念講演は圧巻でした。
おそらく今日は多くの方が、取り上げていることと思いますので、
重複は避けますが、笑うことの素晴らしさ、その力をまざまざと
感じさせてくださったことに、心から感謝します。機会があったら
皆さんにぜひ生で触れていただきたいライブトークでした。
連Pについては、平素十分お手伝いができていないのですが、徐々になじみの
お顔が増えるのは、この大会のおかげです。いつも勝手なことですみません。
この場を借りてお詫びいたします。でも皆さん、優しく接してくださって感謝しています。
2013-11-08
こちらも重装備
写真展 『 僕、馬 I am a HORSE 』を開催中の藤井豊さん、
今日は重装備で帰ります。ハンガーが、ひときわ目をひくでしょう。
明日の“岡山あいまつりin笠岡道の駅ベイファーム”でPR展示をすることが
今日夕方!、急遽主催サイドから提案があって、展示の準備に時間が掛けられないなぁ、
と二人で話をするなか、ふと思いついたのが、クリーニング搬送用の金属ハンガーで
吊るすやり方でした。
懇意にしているクリーニング屋さんの協力を得て、あっという間に材料も揃い
意気揚々と(いや、これから夜、大変だろうけど・笑) 引き上げていく豊さんでした。
まあ、あまり急なことだったので、現場でどう折り合いをつけるか、というのは
本人にお任せしています。彼がこうしたい、ということにボクはあくまで水を差さない
ようにしたいです。
明日は、お手伝いできませんので、なんとか頑張ってくださいねっ。
(21:20 revisited)
2013-11-07
オープンスクールと校内音楽発表へ
昨日、今日、学校に。
昨日は主に、校内音楽発表会の撮影に、今日はお休みなので
ゆっくりとオープンスクールへ、という感じです。
土曜日はPTA中国ブロック大会のため、市内音楽発表会には行けません。
後期はばたき用の撮影も、ここ半月くらいが山場になりますね。
オープンスクールのなかで、この時期、子どもたちの掲示物を見せてもらうと
記事のヒントや裏打ちになることがあります。
一生懸命書いている感想文は見事に思いが溢れているもの、うまく書けなくて
身をよじっているもの、実に色々ですが、その姿はなんら編集っ子と変わらないですか。
昨日の演奏後、指導のこ・先生と西門横で歓談、土曜日へのエールを送りました。
先生、少しリラックスされたのでしょう、そのまま笑顔で“行進曲”に乗って!
昨日は主に、校内音楽発表会の撮影に、今日はお休みなので
ゆっくりとオープンスクールへ、という感じです。
土曜日はPTA中国ブロック大会のため、市内音楽発表会には行けません。
後期はばたき用の撮影も、ここ半月くらいが山場になりますね。
オープンスクールのなかで、この時期、子どもたちの掲示物を見せてもらうと
記事のヒントや裏打ちになることがあります。
一生懸命書いている感想文は見事に思いが溢れているもの、うまく書けなくて
身をよじっているもの、実に色々ですが、その姿はなんら編集っ子と変わらないですか。
昨日の演奏後、指導のこ・先生と西門横で歓談、土曜日へのエールを送りました。
先生、少しリラックスされたのでしょう、そのまま笑顔で“行進曲”に乗って!
こ・先生、手渡してくださった書の展示のご案内、 翠光会書道展 11/6-11/10 山陽新聞社 さん太ギャラリー |
2013-11-06
なんと重装備なPoke
Facebookのアプリのひとつに「Poke」があります。
ちょんちょんつっつく、という感じなものですが、何なのか知らないと
はじめて受け取った人は、どうしていいかわからないこともあるようです。
まあそうはいっても、Pokeし返すだけ、と思っていたんですが、
どうやらiOSには単独のアプリがあって、いろいろなPokeができるらしい
ということがわかって、先日ダウンロードしてみました。
iPhone用アプリをiPadで使用しているので、無用に大きい~
画面いっぱいの「ぽけ」ですよぉ...。
でも、そ、そんなに大きくなくても...^_^ ぽけ専用機かい。
一番上を見ると、タイマーセットもできるようです。
ナリがでかいだけでなくて、機能面でなんかいいことはないのか、というと
画像や動画付きのPokeも送れるらしい。
すべて、「らしい」が付いているのは、まだ試していないからです。
どうやら、このでかPokeは同じように相手がスタンドアロンなPokeを
入れていないと、互換がないようですね。FBにも標準装備で乗り入れして
欲しいもんです。え、盛りすぎ?
2013-11-05
合唱曲 ともだちがいる
作詞:岩谷時子・作曲:平尾昌晃、です。
先日来、中学生の頃触れた音楽、というくくりで、なんどか書いてきましたが、
こちらは自分も歌っていた曲です。
いくつか練習した合唱曲のなかでも、同級生の間でとりわけ人気がありました。
隣のクラスから、羨ましがられたり。
緩急のあるメロディ、精緻に絡まる各声部の掛け合いも素敵ですが、
この呼び合うような岩谷時子さんの詞は、心に響きわたります。
残念ながら、最近はあまり歌われないのでしょうか。数十年ぶりにこちらで聴きました。
亡くなられて初めて、どなたの作詞であったかを知ることとなりました。
ご冥福をお祈りします。
先日来、中学生の頃触れた音楽、というくくりで、なんどか書いてきましたが、
こちらは自分も歌っていた曲です。
いくつか練習した合唱曲のなかでも、同級生の間でとりわけ人気がありました。
隣のクラスから、羨ましがられたり。
緩急のあるメロディ、精緻に絡まる各声部の掛け合いも素敵ですが、
この呼び合うような岩谷時子さんの詞は、心に響きわたります。
残念ながら、最近はあまり歌われないのでしょうか。数十年ぶりにこちらで聴きました。
亡くなられて初めて、どなたの作詞であったかを知ることとなりました。
ご冥福をお祈りします。
2013-11-04
登録:
投稿 (Atom)