目下連休中の娘の、音楽の教科書なんですが。
こういう表紙だから、最近はどんな音楽を紹介しているんだろうかと
なにか期待してしまいます。 絵では古今東西まんべんに、って感じですよね。
お楽しみの現代のコーナーは、つい含み笑いをしてしまいました。
黛敏郎はボクらの頃にも出てまして、涅槃交響曲も音楽の時間に聴きました。
それにしても、上段・御三人のここでの位置づけは、35年経っても変わらないんですね。
武満徹はそのとき載ってなかった気がします。すでに高い評価を受けていたと思いますが、
教科書では扱いが違っていたようです。
おっと、同様に大事な方が抜けてますよ...。
メシアンとケージ、同じ年に亡くなったんですか
(そうですよ、と大事な方の声が聞こえますけど・笑)。
当時シュトックハウゼンは図形楽譜が紹介されていましたね。直線的な美しい図形でしたが、音に触れることはできませんでした...。ん、
クセナキスを外してはならん~。
ジャズ~ボサノバ~ハードロックといったポピュラー音楽の時系列が、ボクらの頃にはありませんでしたね。ジョアン・ジルベルト、教科書に出てるなんて嬉しいじゃないですか。
でも、ハードロックの代表はディープパープルなんですかぁ、試験に出たら
絶対わざわざ他を書いて、センセーにペケされそうだな、ボク。
網羅って難しいのですが、誰を選んでるかは相応の理由があってのことなので、
そのバイアス、やっぱ気になります。
ここに出ていない音楽も中学生の皆さんは、探し探し聴いて欲しいです。
教科書に出てないもの、テレビに映ってないもの、インターネットで探しにくいもの、
ああ、もっともっといろいろ。