お若いころの貴重な戦争経験を、今日、初めて聞かせてくださったのですが、飛行機の高度な整備技術をお持ちだったこともあり、なんと18回も戦地に赴くことになったそうです。どう考えても無事内地へ帰還されているのは、“運というより奇跡”に近いように感じます。
戦争を経た方の死生観は、実に多様だと思います。そして、人を「動かす側」と「動かされる側」では、それにつれて立ち位置が正反対に変わりますね。
ともあれ、耳から入ってくる言葉が、鮮烈なイメージとなって瞼に浮かび、僕も涙が流れました。それは、どこまでも地獄。氏が語る言葉のリアリティに、ただ流されるように2時間近く聞き入りました。
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