アクセス数が188,000と074なので、これにちなんだ投稿を・笑
1990年8月2日、国立天文台岡山天体物理観測所の一般公開の時の、そろそろ珍しくなってきた2枚です。
91センチ鏡ドームの南に、四角っぽい小さなドームが、道から外れてひっそりとありました。サブ機の日本光学製の30センチ反射機(1963年製)が収まっていたはずです。
アマチュアからしてみれば、「サブ機で30センチか~」というため息のような(笑)世界ではありました。とうとう何度かの公開の折も、中を見せていただいたことはないのですが、そもそも今でもあるのでしょうか。最近の施設紹介にも記載がありません。今度、職員さんに伺ってみたいです。
188センチ反射望遠鏡(愛称ナナヨン)の操作卓が、ドームの外に打ち捨てられていました。コンピューター制御するようになると、アナログ・スケールがくるくるなんて宇宙の大航海時代的コンソールは、無用の長物になったのでしょう。
とはいえ、そのすげない処遇には胸をいためまして...。「展示場所があったら、持って帰りたい」とまで思ったものでした。ノークレーム・ノーリターンのジャンク品とは違いますぞっ、やはりこれも貴重な文化遺産です。
どうやら、同じ思いの方がおられた様子、今はレタッチされて、大阪市立科学館の展示物に収まっているそうで、ほっと安心^^