寺神戸亮 ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによるバッハ「無伴奏チェロ組曲」偶数番編
(「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」「無伴奏チェロ組曲」全曲演奏会 全4回中の第2回)
バッハ(1685~1750):無伴奏チェロ組曲
第2番ニ短調BWV1008・第4番変ホ長調BWV1010・第6番ニ長調BWV1012
2016年2月13日(土)17:30 日本キリスト教団福山延広教会(福山市本町1-6)
2016年2月14日(日)14:30 福山アライアンス教会(福山市三吉町1丁目8-5)
(両会場とも駐車場は用意できません。福山駅周辺・本通り周辺の有料駐車場に駐車いた
だき、徒歩でおいで下さい。)
料金:前売・予約¥3,000 当日¥3,500(高校生以下 ¥1,000)
主催:ジャズ大衆舎 jazztaishusha@gmail.com
070 5304 6588
(お問合せ・ご予約等は、メールを歓迎します。電話でも構いません。)
カザルスの歴史的名演によって有名な、バッハ「無伴奏チェロ組曲」は、ふつうのチェロではなく、ギターのように楽器を横にして抱えて演奏するヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを想定して書かれたものだということが、近年の研究で明らかになってきました。この楽器は、絵画や文献資料にはあらわれるものの現物が一切存在せず、幻の楽器と言われてきました。ロシア人楽器制作者ドミトリー・バディアロフによって復元されたこの楽器を、バロック・ヴァイオリンの巨匠寺神戸亮が奏で、バッハ「無伴奏チェロ組曲」の正真の姿に肉薄します。
寺神戸亮(Ryo Terakado)
桐朋学園大卒。オランダ、デン・ハーグ音楽院でシギスヴァルト・クイケンに師事しバロック・ヴァイオリンを学ぶ。「ラ・プティット・バンド」 「バッハ・コレギウム・ジャパン」などヨーロッパ・日本を代表する古楽器オーケストラのコンサートマスターを務めるとともに、ソロイストとしても活躍。復元楽器ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラを用いた、バッハ「無伴奏チェロ組曲全曲」録音ではレコード・アカデミー賞を受賞。また、バロック・古典派のオペラを中心に指揮者としても名声を得る。2015年度東燃ゼネラル音楽賞(旧モービル音楽賞)受賞。デン・ハーグ王立音楽院教授、桐朋学園音楽大学特任教授、ベルギー、ブリュッセル在住。