「ああ、これはこの前見たよ」と思われた方も、いらっしゃるはず。その時はちょうど線路の上り側から写したものでした。今回はその“撮っていた場所を撮っている”というわけです。
ひとつきほどで気温も下がり、同じ昼すぎ頃なのに、景色も変わっていきます。
歩いたり、自転車に乗ったりと、前に進んでいると気が付かないのですが、何気なく振り返ったら、全く違う景色が広がっているはずです。それこそ本当に撮りたかったものかもしれません。
来るものと去るもの、どちらが大事なのでしょう。
後ろ手に構えることができれば果たして写せるのでしょうか。それとも後ろの正面は、出会った人に教えてもらうしかないのでしょうか。