このポロセーター、めがねの修業時代に高槻センター街の毛糸屋さん(
パピーの毛糸を中心に取り扱われるお店で、今もある様子)で求めたものです。
見習い(つまり無給)だった僕には、町のお店に飾ってあるものは、目に毒というか、見てもどうにもならないものばかり...。学生のように仕送りで暮らしていましたから、つましやかな日々でした。
そんな修業期間も終わりに近づいた春先、毛糸専門店の表で出会ったのが、この手編みのセーターでした。頑張った一年を忘れないように、大事に買い求めました。
以来、質の良い糸に丁寧な織りだったことも相まって、大きなダメージなく着続けることができました。さすがに当初のふんわり感はなくなりましたが、まだまだしっかりしています。
結婚前、広島で悠治さんとアキさんのデュオ・コンサートがあったとき、これを着ていきました。今回アキさんに三原でお目にかかれた時も、思いついてこれを着ていきまして^^。20年前に記念撮影をした写真を囲んで談笑し、時の流れを慈しみました。
そろそろ暖かくなってきたので、手入れをして、またタンスに戻してやりました。次はどんなドラマが待っているのでしょう。
さて、最近下の娘が照れくさいのでしょうか、僕のことを「パピー」と呼びます。や、それはだから子犬のことじゃから。