長年故郷に住んでいて里ごころというのも変な話だけれど、いくつかのふるさとを僕は持っていると感じます。
先日の玉野大会で、次回の出雲大会のPRを見ていて、ああ、たまには山陰へ行ってみたいなぁと思ったものです。
とはいうものの、前回行ったのが、もう15年位前の話。その時でもすでに時は流れ、馴染みの店は閉じ、通った道は削られ、街の人の流れもすっかり変わっていました。移ろう時に思いを馳せてみても、そこにはままならない今があるだけなのは知っているのに、何に焦がれるというのでしょう。
来年の出雲大会に僕が参加できる要件は、きっとないでしょうね。それとも仕事や用事でなくその地を訪れることを 縁結びの神は望んでいるのでしょうか。