初見でコンサートで弾いたとか、セッションに対応できたとか、誰からも文句を言われなかったとかといった話、なぜか最近良く見かけます。
それができない僕のヒガミととっていただいても、ひとまず差支えはないけど、そんな演奏には、一リスナーとしては感動や共感はできそうにないです。どんな曲であれ、浅薄なパフォーマンスになりがちなことは譲らないです。
限られた時間の中で割のいい結果を出すのは、プロ、アマに限らず、生活のためのコストの問題に過ぎません。次の飛躍を生む創造性や偶然性を持たない、反射神経のベルトコンベアで生み出す仕事に、なんの期待もできないのは、何も音楽に限った話ではないです。