2014/11/06-10:03:50 |
ああ、この一枚の中では、建物も 音楽も 人も 息をしている
多幸感に支えられながら、かけがえなく、二度と帰らない日々を撮らせていただいていたんですね。
そんな仕事が一つ減り、また支える人も去って、立ち向かっていく情熱も薄らいでいたころからの、コロナ禍でした。
スマホの気軽で日常に溶け込んでいる写真や、SNSの即時性・親密性にあてられ、なぎ倒された部分も確かにあると思います。でもそれを力技で超えて撮り続けるよりも、一度休むことで見えてきたつながりに、先日は思わず熱くなりました。
制約のある中で撮る人の表情に、また惹かれていくようです。