17:45:44に撮った試写の一枚目。こうして、露出や感度、動作の設定がどのぐらい“失敗しているか”を見るために、ひとまず押さえることができるのは、デジタルになって便利になりました。
今回の月食は、最大食分の時間が夕方の人々の活動時間に当たりました。撮影は店から近所のスーパーマーケットの前で、それは目立つようにわざとでなく、ご覧のように山に囲まれた当地でより早く既に月食の始まった月の出を拝もうとすると、ここしかなかった事に因ります。1978/3/24の初撮影以来、こんな人通りの多いところで月食を撮ったことはありません。会話をしながらの撮影は経験がないですが、なんとも立ち話が楽しかったです。これは僕も年を取ったせいでしょうけれどw
通り過ぎる人たちの“140年ぶり”という予備知識の多さに驚きます。これに限らず報道のどこを読み、何が耳を通るかという難しさも感じました。もう二度とないわ、というお年寄りの言葉もチラホラ聞こえましたが、さて“普通の”皆既月食は次回2022年11月8日です。僕も生きてるつもりで頑張りますので、あなたも頑張ってくださいな。
