某所では書きましたが、昨日 BEHRINGER / TD-3-AM 届きました。
オリジナル・完動品が10万円を軽く超えるという、いささかバカげたプレミア価格が付く中で税込16,444円という破格のプライスは、もはや選択の余地もないほどといえます。
元々が、多分に元祖ガジェット的な性格をもつTB-303なのですから、こうした誰にでも求めることができ、万一の破損トラブルにも諦めがつくようなポジションが望ましいと思います。
デトロイトテクノ発祥の「人が見向きもしなくなったものを再評価し使い切る」、という精神には、本機が誘う風通しの良い世界観が相応しいでしょう。
“本家”がオリジナル回路を復刻して、元のプライス程度で提供するのであれば、それも正当で正統。なんだか迷走している今の“本家”は、ユーザーのニーズを直視していないように感じますが、いかがでしょう。