店の4階で見ました。こんなに緊張してテレビをみるなんて、おかしいでしょうか。
悠治さんの広範な関心空間を小一時間で総括するのは、土台無理です。でも、手短に紹介できないからこそ、番組の構成を集約したスタッフワークには、平生のコンサートとは違う演出の妙が光りました。
平野太呂さんの写真も、全く嫉妬を覚えないほどに、素晴らしかったです。
偶然に僕が「
民衆に訴える」のことを書いた時は、収録の目前だったんですね。涙が止まりませんでした。
マイクに向かい、起伏をつけず語る悠治さん。限られた時間の中で切り詰められたことばに、目を見開き、何度もうなづき、出会えた幸せを振り返りました。