14/09/09-21:21:59 |
先日のスーパームーン、久々の望遠鏡での撮影で、もうひとつのときめきがありました。
この時間、正確には完全な満月でなく(この写真で言う)左側が欠けています。なのでクレーターで輪郭がボコボコしているのはもちろんなんですが、特にまっすぐ左のやや下が大きく窪んでいると思いませんか?
月面図で調べると、ここには“海”がありました。ああ、「フンボルト海」ですか、これが! 十分深さを感じるほどの地形ですね。月面は、“秤動”によって周辺部では見えたり見えなかったりする場所があるわけで、ちゃんとみていないと見落とす地形もこうしてあります。
上弦の月で、その時月面が手前に振れていたら、今までも見えていたはず...。名は知れど、その姿に一度も気付きませんでした。満月過ぎてギリギリ下弦にかかってDark sideに目が行くというのも、なんだか暗示的ですね~。