先日来、再調整している玉摺り器ですが、削りあがる大きさの再調整をしていたら、試し摺りのレンズが、とうとう底をついてしまいました。
以前ですと、そんな練習用レンズは、お店もメーカーもいっぱいありましたが、何処にもなくなってきましたね。大きさのチェック以外にも、お客さんのカスタマイズした縁無しを組み立てるときに、穴の位置をリハーサルしますので、ないととても困ります。
で、問屋さんに無理を言って、商品にならなかった“訳ありレンズ”をかき集めていただきました。昨日届きましたが、色々なメーカーのアソートって感じで、なかには見たことないものもありました。これなんか通常よりでっかいし、カーブ深いし、フレームはいったいどんな形状の注文だったんでしょうね...。
削る前の遠近両用には、写真のようにレイアウト用の黄色いマークが付いているものなのですが、この切れ目に透かすとわかる「隠しマーク」というものがあります。メーカーや銘柄は、ほとんどこれで特定できるのですが、やはり知らなかったり、自分の手元で調べがつかないものがあるのです。
皆さまがお持ち込みになっためがねのレンズでも、実に色々なケースがあります。もちろん度数は問題なく測りとれますが、設計や使用状況もわかったほうが、より馴染みやすいめがねができますので、できる限り調べが付くよう、スタッフも工夫しています。
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