待望のトライアルフレームが、今日届きました。
従来のこういった度数決定用フレームは、目と目の幅
(瞳孔間距離・P.D)が左右で異なる場合、細かい設定ができませんでした。
“遠くだけ”や“近くだけ”の度数を決める場合では、さほど差はないですが、
境目のない遠近両用(累進多焦点レンズ)を選んでいく時には、テストレンズの性能が出しきれないため、こうしたフレームが必要となります。
海外製品には前からありましたが、重量も重く、高価...。今回、“UniV”(ユニブ)と名づけられたこの国産品は軽量、その上、耳の後ろ側も工夫があって、何枚もレンズを重ねて重くなるような度数でも、安定した掛け心地で測れます。
僕自身、左右でかなりの
P.Dの差があり、いい実験台^^ではありますが、特に中間距離(1メートル程度)に視線が入ってくるあたりで、見え方の違いが従来にないほど、明瞭に確認がしやすくなりました。
一部の眼科さんの処方箋も、遠近両用については左右別々の
P.Dになっているケースも出てきています。デリケートな遠近両用レンズの処方では効果的なので、こういったフレームともども、今後浸透していくのではないでしょうか。