笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2017-05-05

最後の既存店

お昼過ぎ、駅前の時計・めがねを扱われていた「天賞堂」のご主人が、ご高齢を理由に、4月末での廃業のご挨拶にいらっしゃいました。長い間のお仕事、本当にお疲れさまでした。

私どもツザキも、時計部門を廃業後は、ずっと修理や電池交換をお願いしていましたが、いよいよ店主ご自身が修理なさる時計店は、これで市内に無くなってしまいました。

それと同時に、“地元の既存眼鏡店”は、とうとう私どもだけになりました。あとはすべてチェーン店と新規参入店です。


私どもはこの地域を豊かにするためにある、ここにしかない法人。でも、ほとんどのお客様にとって、それは店を選ぶただの一つポイントにすらなりえないことは、身に染みてしっているつもりです。

それでも。

ここに根を張る「メガネのツザキ」は、簡単にあきらめません。

世の趨勢とやらを簡単に受け入れるのは、最初から何もなかったのと同じ。店と私どもスタッフ二人に命がある限りやり遂げるのが、道、ですから。

「たかたのたまご」をたくさん頂戴しました