笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります
2017-05-08
ザ・ロイヤル・コンソート/ヴァイオリンと3つのヴィオラ・ダ・ガンバによるバッハ:フーガの技法のご案内
ザ・ロイヤル・コンソート/ヴァイオリンと3つのヴィオラ・ダ・ガンバによる
バッハ:フーガの技法BWV1080
The Royal Consort/Johann Sebastian Bach:Die Kunst der Fuge BWV1080
寺神戸亮 violin
上村かおり viola da gamba(treble/alto)
森川麻子 viola da gamba(bass)
福沢宏 viola da gamba(bass)
2017/
7/14(金)日本キリスト教団広島流川教会礼拝堂(広島市中区上幟町8-30)
開場18:30 開演19:00
主催・予約・問合:広島ガンバ・コンソート
peb00743@nifty.com 082-923-8332(猪原) 090-3375-3640(中野)
7/15(土)カトリック福山教会(福山市昭和町7-26)
開場14:00 開演14:30
7/16(日)福山アライアンス教会(福山市三吉町1-8-5)
開場14:30 開演15:00
主催・予約・問合:ジャズ大衆舎
jazztaishusha@gmail.com 070-5304-6588
後援:日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会
料金(全公演)前売・予約¥3,500 当日¥4,000 高校生以下¥1,000
(3公演とも同一プログラムですが、複数回ご鑑賞いただける方には、2回目・3回目を前売料金より¥1,500割引します。必ず1回目の半券をお持ち下さい。高校生以下については割引はありません。)
※プロジェクター映像による楽曲解説が付きます。
バッハ(1685-1750)晩年の謎に満ちた大作「フーガの技法」ーたった一つの主題から作曲技術の粋を尽くして繰り出されるフーガとカノンの数々は、祈りにも似た高揚感と大宇宙の神秘・秩序のようなものを連想させる。この音楽こそ、バロック音楽=多声音楽の偉大なる頂点であり、そして終焉となった。そのあまりの深遠さによってか、そして作曲者による楽器指定がされていないゆえか、あるいは技術的な難度の高さのためか、演奏会でまとまった形で取り上げられることは滅多にない。バッハの遺したこの秘曲中の秘曲に現代最高の古楽アンサンブルが挑む。
ザ・ロイヤル・コンソート
ヴィオラ・ダ・ガンバの巨匠ヴィーラント・クイケン氏に学んだ3名のガンバ奏者を中心に1997年に結成された。16、17世紀イギリスで隆盛を極めたガンバ・コンソート音楽を主なレパートリーとしており、2013年には師であるクイケン氏を招き、3〜6声のエリザベス朝からジャコビアン派のイギリス器楽曲を共演する。さらに、国内外で活躍中の歌手、鍵盤奏者、ダンサーなどをゲストに招いたこれまでの活動は、華やかな舞台とともにコンソート音楽の可能性を広げるものとして常に注目を集めている。
寺神戸亮(Ryo Terakado =ゲスト)桐朋学園大卒。オランダ、デン・ハーグ音楽院でシギスヴァルト・クイケンに師事しバロック・ヴァイオリンを学ぶ。「ラ・プティット・バンド」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などヨーロッパ・日本を代表する古楽器オーケストラのコンサートマスターを務めるとともに、ソロイストとしても活躍。復元楽器ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラを用いた、バッハ「無伴奏チェロ組曲全曲」録音ではレコード・アカデミー賞を受賞。また、バロック・古典派オペラを中心に指揮者としても名声を得る。2015年度東燃ゼネラル音楽賞(旧モービル音楽賞)受賞。デン・ハーグ王立音楽院教授、桐朋学園音楽大学特任教授、ベルギー、ブリュッセル在住。
上村かおり(Kaori Uemura)上野学園、ブリュッセル王立音楽院を首席で卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを大橋敏成、ヴィーラント・クイケンの各氏に師事。これまでに、ベルギー、フランスを拠点とし、リチェルカール・コンソート、ル・ポエム・アルモニク、レザール・フロリッサン、レ・タラン・リリック、またオランダのバッハ協会、ドイツのカントウス・ケルンなどと共演、アンサンブル奏者として仲間からの信頼も厚い。さらには、アムステルダムのコンセルトヘボウオーケストラから毎年バッハの受難曲のソリストとして招聘されるなど、ヨーロッパの第一線で活躍している。近年は第一トレブル奏者としてヨーロッパ各地、アメリカからも招聘されるなど、活動の幅を広げている。東京で率いるロイヤルコンソートの、イギリス音楽を中心とした演奏会にも定評がある。ブリュッセル在住。
森川麻子(Asako Morikawa)桐朋学園大学、オランダのデン・ハーグ王立音楽院卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを中野哲也、ヴィーラント・クイケンの各氏に師事。ドイツのブレーメン古楽アカデミーでバロック・ヴァイオリンをトーマス・アルバート氏に師事。現在ロンドンに在住し、世界各地で活躍する。ヴァイオル・コンソートグループ「フレットワーク」のメンバーとして演奏会・録音に参加するほか、「ファンタズム」にも起用されるなどアンサンブル奏者としての評価も高く、丁寧かつおおらかな演奏は仲間から絶大な信頼を得ている。
福沢 宏(Hiroshi Fukuzawa)オランダ・デン・ハーグ王立音楽院をソリスト・ディプロマを得て卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケン、室内楽をシギスヴァルト・クイケン、バルトルド・クイケン、ルーシー・ファン・ダールの各氏に師事。在学中より数々のアンサンブルのメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏活動を行った。帰国後はリサイタル他、古楽関係の音楽祭やサイトウ・キネン・フェスティバル、NHK・FMリサイタル、名曲リサイタルなどに出演。またバッハ・コレギウム・ジャパンによる演奏会やレコーディングに数多く参加するなど、全国各地で多彩な活動を行っている。東京藝術大学古楽科、東海大学教養学部芸術学科非常勤講師。2015年初ソロCD「マラン・マレ ヴィオル曲集第3巻」をリリース、レコード芸術特選盤など各方面より高い評価を得た。