そのsideAの最終曲は「みちでバッタリ」 そう、高橋悠治作曲。 |
広漠としたギターソロは、Peter Gabrielの盟友・David Rhodes。 |
昨年の夏、この加藤和彦が遺し、矢野顕子の歌う「悲しくてやりきれない」が頭を離れなくなり、CDで買いなおしましたが、映画「この世界の片隅に」が公開された秋まで、(映画ではコトリンゴですが)この歌が使われていることは、全く知りませんでした。
そして、この映画がこれほどまでに、幅広い共感をもって受け入れられることになっていくのも、想像もできませんでした。
やっとポスター届きました うれしい |
その後、このヒット映画の世界観や表現に、物足りなさを覚える“事情通”たちの、「そんなぼんやりしているから、いつの間にか戦争に巻き込まれるんだ」といった辛口批評にも目を通しています。が、その狭量な語り口に、あまり同意できないこともあります。
抗おうが 祈ろうが
現代の甘く優しい若者も、遅かれ早かれ、みんな等しく死んでいく。人生に、それ以上、何の過酷を求めるのでしょう。