笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2011-03-16

コンサート中の補聴器のノイズはなぜ

藤井一興さんのサイトで、昨日拝見した記事です
(直リンクを避けてます)。


ハウリングが少なくなっている最近のデジタル補聴器で
「どんな状況で、フィードバックが起きてしまうのか」
ということを店内で話し合いました。


耳につけている状態では、きちんとフィッティングされている
補聴器にはほとんどこうした問題がないと思います。

ところが、 

何らかの理由で耳からはずし、電源を切らないまま
ケース等にしまいこんだ 

とすると、閉所での特有な「ギュルギュル」といった
フィードバックが発生することを 先ほど店内でも確認しました。

加えて、ユーザーがその音に気がつきにくいのです。

また、拍手の音がしている間は騒音抑制機能がかかるため、
一般にハウリングしにくくなります。

こういった静かな環境が必要な場所で
ユーザーが失敗を防ぐ確実な方法は

「耳からはずしたら、電源スイッチをきるだけでなく、電池を本体から出しておく」 

ということです。

もちろんコンサートでの状況を 直接確認したわけではなく、
販売店として考えられることを 書き連ねているのですが、
こういった見落としがちなケースを 補聴器ユーザーに
伝えておくべき、と考えました。