笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2012-08-28

丸いレンズはどこへ行く

よくある質問として、丸いめがねレンズは削られて
どうなるのか、というのがあります。

プラスティックでできているレンズは砥石で削られて
めがねのフレームに収まるわけですが、形以外の
部分は不要ですから、粉々になって加工機の下へ
落ちていきます。




←加工機





←型取り機




←貯水タンク    と。




加工機~貯水タンクをポンプで巡回させて、切削水を確保している
お店もありますが、わずかなことで傷をいれてしまうリスクも
ありますので、私どもは水道直結で給水し、循環していません。

重い沈殿物を貯水タンクで振り分けます。
直結なのに手前にわずかにポンプが見えますが、
上澄みの水のみ汲み上げられて、店外の浄化槽へ向かいます。

当地は下水道が完備していますが、廃棄物が出る以上、
できるところまでは、少しでもこちらで浄化したい考えです。

貯水タンクで沈殿→浄化槽で沈殿→定期清掃

廃棄物を乾燥・可燃物で破棄
 (※当地のゴミ回収のルールに沿っています)

で、乾燥前のレンズのカスがこちら。店舗新築でお世話になった
社長はこれを“儲けカス” と呼んでいました(豪放な方でした;)。



 まわりのカスを落としながら...

水を抜いていきます。

ソフトクリームと綿が混ざったような
奇妙な物体がのぞいていますね。

新聞紙の上に広げ、水気を切って
燃えるゴミとして廃棄します。