笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2019-08-17

羽の色に嘆くことなく


身の回りを撮り始めたのは、モノクロを現像・焼付するようになった高校生のころからだと思う。

それはもちろん経済的なもので、今のようにモノクロの階調に美しさを見ていたわけではない。むしろハイキーでカリカリなツートーンのほうが好きだった。

セミをみても、死骸の“滅び”に惹かれていた。死はまだ遠い世界ゆえ、近づけてみようとするのが若さなのか。

もちろん今は、生きているセミをこそ 愛おしく思う。そう、生きていたい。