笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2016-07-31

センターライン上の道路鋲



目が覚めてしまいました。昨晩の疲れはあるのですが、どこか頭の中が興奮状態なのでしょう。

今年の警備は、間のトイレ休憩を除くとほぼノンストップでした。こういった状況が日常的な仕事の皆さんは、いかに毎日厳しい環境にあるかを実感します。本当に頭が下がる思いです。

さて、昨年と違って、無理難題を突き付けたり、怒りをぶつけたりする方が少なかったように思います。それはたまたまそういうことだっただけかもしれませんが、気持ちよく誘導の仕事ができたのは、とても良かったです。


警察官や消防団、あるいは主催関係者といった他の見まわりの方と違うのは、多少なりとも観客・通行人と言葉を交わす時間があることです。

平生の街頭活動中ではまず耳にすることのない「ありがとうございます」という言葉を 横断する9割以上の方が掛けてくださいました。短い間でも色々なやり取りを楽しむ方がいて、ちょっとした道案内の間に、見知らぬ方とも、はっとするような楽しいコミュニケーションを感じることもあります。

これが実にいい時間なのです。

一番印象的だったのは、「陸橋のセンターラインで光っているライトは、名前があるんですか」と尋ねられたことでした。さあ、僕も帰ってから調べましたが、もっとそれらしい名前があったら、なお良かったんでしょうか・笑


官製イベントはしばしばその意味を問われますし、地域にとっては、僕自身はなくていいとさえ思っています。まあ、無駄を承知でも、これからもなくなることはないのでしょう。ただ、その中で小さな楽しみがあったり、人の出会いをいつくしんだりすることは、主催者の思惑以上にあるものかもしれません。