笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2013-09-14

中学生の音楽 2.3 下 を見ながらの回想

目下連休中の娘の、音楽の教科書なんですが。

こういう表紙だから、最近はどんな音楽を紹介しているんだろうかと
なにか期待してしまいます。 絵では古今東西まんべんに、って感じですよね。























お楽しみの現代のコーナーは、つい含み笑いをしてしまいました。


黛敏郎はボクらの頃にも出てまして、涅槃交響曲も音楽の時間に聴きました。
それにしても、上段・御三人のここでの位置づけは、35年経っても変わらないんですね。

武満徹はそのとき載ってなかった気がします。すでに高い評価を受けていたと思いますが、
教科書では扱いが違っていたようです。おっと、同様に大事な方が抜けてますよ...。

メシアンとケージ、同じ年に亡くなったんですか(そうですよ、と大事な方の声が聞こえますけど・笑)

当時シュトックハウゼンは図形楽譜が紹介されていましたね。直線的な美しい図形でしたが、音に触れることはできませんでした...。ん、クセナキスを外してはならん~。


ジャズ~ボサノバ~ハードロックといったポピュラー音楽の時系列が、ボクらの頃にはありませんでしたね。ジョアン・ジルベルト、教科書に出てるなんて嬉しいじゃないですか。

でも、ハードロックの代表はディープパープルなんですかぁ、試験に出たら
絶対わざわざ他を書いて、センセーにペケされそうだな、ボク。


網羅って難しいのですが、誰を選んでるかは相応の理由があってのことなので、
そのバイアス、やっぱ気になります。

ここに出ていない音楽も中学生の皆さんは、探し探し聴いて欲しいです。
教科書に出てないもの、テレビに映ってないもの、インターネットで探しにくいもの、
ああ、もっともっといろいろ。