笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2022-06-18

仲谷沙弥香「不屈の民」変奏曲を弾く+東琢磨(前口上) のご案内


仲谷沙弥香「不屈の民」変奏曲を弾く+東琢磨(前口上)

「不屈の民」変奏曲(原題:団結した民衆は決して敗れることはない The People United Will Never Be Defeated!)(1975)

アメリカの作曲家・ピアニスト、フレデリック・ジェフスキー(Frederic RZEWSKI 1938-2021)が、チリの革命歌をテーマにした36の長大な変奏曲。ヨーロッパ芸術音楽とアメリカ大陸の民衆音楽の統合を試みた傑作。


仲谷沙弥香(ピアノ独奏)


前口上:東琢磨「ジェフスキーと『不屈の民』、今、福山で弾く、聞く/聴く、ということ」


2022年7月18日(月祝)

グランド・ソウル・カフェ・ガンズ

開場:14:30 開演15:00

予約:3,000円 当日:3,500円(いずれも1ドリンク込)

配信:1,500円


主催・予約:ジャズ大衆舎 070-5304-6588 jazztaishusha@gmail.com


仲谷沙弥香(なかたにさやか)

エリザベト音楽大学宗教音楽科パイプオルガンコース首席卒業。在学中、特待生に選ばれる。ニューイングランド音楽院(ボストン)へ留学。ピアノを海老原ゑみこ、下村和子、丸山博子、對馬寛子の各氏に、パイプオルガンをボーン・フランス、戸澤眞弓、林佑子の各氏に、チェンバロを武久源造、岩淵恵美子の各氏に師事。PTNAピアノコンペティション全国大会グランミューズ2011年 A1部門、2021年A2部門ファイナリスト。日本オルガン研究会会員。オルガン奏者として各地でリサイタルをおこない、福山ではバッハ『フーガの技法』(全曲)、ブクステフーデ 作品集等を演奏。チェンバロ奏者としては、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、若松夏美(ヴァイオリン)、三宮正満(オーボエ)各氏ら日本を代表する古楽器演奏家と共演を重ねる他、ソロでもリサイタルをおこなった。ピアニストとしては、リスト『巡礼の年』(第1年・第3年)を演奏する等実績を積んだ。オルガン、ピアノ、チェンバロ、クラヴィコードを弾き分け、ソリスト、アンサンブル、通奏低音奏者として幅広く活動している。精霊に取り憑かれたかのような音楽への没入と情熱的表現が共感を呼んでいる。


東琢磨(ひがしたくま)…文筆家。音楽批評を中心としながら扱う領域は多岐にわたる。著書に『ラテン・ミュージックという「力」』『ヒロシマ独立論』『ヒロシマ・ノワール』『忘却の記憶  広島』(共著)等多数。