笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2020-07-27

ダスティン・ホフマンになれなかったけど

多くの人にとって、「Scarborough Fair」 のカバーというと、かのデュオということになるのでしょうけれど、少し時代がズレているぼくは、いささか捻じれているかもしれないです。

高校生の時にNHK-FMで聴いたのは、映画音楽的なイージーリスニングでした。Boston Popsの特集だったので、長いことArthur Fiedlerの指揮だったと思っていたのですが、なかなか音源にたどり着けずにいました。

今朝、iTunesストアで丹念に検索をかけると、Fiedlerの名義でS&G作品の録音はありましたが 「Scarborough Fair」はなし。が、Peter Breiner のアレンジの「Sound of silence」がありました。で、試聴するとそれがその当時聞いたものだったのです!

Peter Breinerのアレンジということで、さらに検索をかけると、「Scarborough Fair」もありました...。ただし、演奏者は「ヘイマン & RTEコンサート・オーケストラ」とあります。こうなるとよくわからないのですが、これはいったいなぜFiedlerではないのでしょう。

Peter Breinerは多彩な人で、「展覧会の絵」の編曲版をナクソスから出しているという話を、ピアニスト氏から聞かせてもらったことがありました。そう考えると「Scarborough Fair」のアレンジは、相当にお若い頃の仕事ということになりますね。

今日のところは色々に混乱が多いのですが、またゆっくりと情報を集めてみます。人のつながりは面白いです。