先日は、ありがとうございました。
僕は、ゾリステン、という名称が好きです。音楽用語としての“ソリストの集まり”ということよりも、各々皆様の音楽以外の生活がある上での集まり、ということが、演奏に彩りと陰影を刻んでいるように感じるのです。背後でいったん散り散りになった空間と思いが、ステージに結集した瞬間にパッと輝く響きに変わり、聞き手とも深く共有できる何かが伝わる、そんなイメージです。
「レビューを書いてね」と促されたのですが、ご本人たちが納得していない演奏に、なにか書くのも、なんだかうまくありませんので、またの折に。僕はただ、皆様が呼吸をあわせる場に、久しぶりに立ち会えたことが、もう嬉しくて。
それに春のこの時期、“24回目”と伺って感じ入るのは、私どもツザキが新店舗になるさらに一年前からのご活動ということです。その連綿と続く道のりをつい重ねあわせてしまいます。
それでは、そろそろ作業の続きに入ります。写真の仕上がりまで、今しばらくお待ちください。
ちなみにドイツ語の単位は薄皮一枚でつながったおかげで、なんとか卒業できました^^