笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2015-05-30

桜島の火山灰

昨日の口永良部島の火山噴火は、遠く住む私たちには寝耳に水でしたが、昨年の8月以来のことと聞き、その間の島民の方々の地道な安全確保に、思いを巡らせました。自然相手ゆえ、避難の長期化もあるいは懸念されますが、どうか心身を大事におすごしください。


ちょうどそんな日、知人が鹿児島の手土産に“桜島の火山灰”をくれました。奥さんの里帰りに合わせて回られたようなのですが、スーパーの表で「ご自由にお持ち帰りください」と置いてあったそうです。

まあ、地元の方には面倒なだけのただの砂礫ですが、火成活動の少ない当地ではあまりみることのない火山灰にふれる機会をいただきました、ほんと感謝です。

小袋にほぼ30gちょうど入っていましたが、持った感じは見た目の量の割に、ずしり、と重く感じます。


先日の掃除で掬った砂との比較です。削れたアスファルトが混じっていて黒い砂なのですが、更に黒い色をしています。この辺りの火山灰は安山岩-デイサイト質のようですので、玄武岩質マグマの量比を反映して結構黒いです。



ザラザラと引っかかる感じで、とても角々しいです。万一、目に入ったりしたら、角膜に傷が入るのではないでしょうか。下の写真は中心部をアップしてみたものですが、斜長石、輝石と思われる鉱物も見受けられます。