さて、まずは21日当日の天気ですが、どんなものでしょうか...。
お問い合わせをずいぶんいただいた日食メガネもいいのですが、
ピンホールで投影してみるというのも、安全で良いです。
前回2009年の日食では、店の表で望遠レンズを構えて準備していたのですが
曇り空でした。食が最大に進んだ頃、なんとにわかに雲が薄くなり始め、
合間を透かして撮った奇跡の一枚がこちら。平凡な標準レンズのみを使用。
フィルター等、なんの特殊な機材がいらないことも、こうしてあるのです。
金環食になるのは、このあたりよりもう少し南の地域ですので、
またしても当地では、部分日食です。 (けっこうお問い合せでは
勘違いされている方が多いのですが...)
子供の頃、天文雑誌とかで、次の本土での金環食は2012年、と読みました。
その頃想像がつかない年齢になっています。というか、どこか見えるところまで
出かけていってきっと見るんだろうなあ、と思っていましたが、御年、そう甘くは
なかったですなぁ(^^;) 。
そうそう、高校の頃、今ではトップアマチュアのお・君と一緒に
「日食がありますので」と早退して、翌日、や・先生に、怒られるより
苦笑された、爽やかな青春の思い出が(笑)。
その次の部分食も、予備校の悪友と、これまたバイトの勤務時間中に
望遠鏡をセットしていて、「仕事中に何やっとんじゃ」と、お・主事に
叱られながらも、地学担当の先生を巻き込んで、なんだか実習に
持ち込んでしまったことなども、爽やかに(そんなんばっかり)。