天候の良さは、下見の日以上でした。
前回、上天気でも、水蒸気は多かったので、こんなものかなと
思っていたのですが、山頂からは、遠く倉敷市街地が見えるのですね。
その上双眼鏡では、直線で30キロ弱の川崎医大が確認できました。
背景には岡山市街を囲んだ山々が広がっていきます。
八畳岩をパスして六畳岩へ。岩の上からお家に電話してました。 |
こちらも北木島~真鍋島~四国まで一気に見渡せます |
よく滑るザラメの下りも、子どもたちには滑り台に見える |
尾根の終点で野点(のだて)を楽しむお二人に出会う。なんとも粋です。 |
我が家もバッチリ見つかって、さあ帰ろうか。 |
走るなといっても、きかないんだから。まあ、この道は走りたくもなるね(;)。 |
ゴールで用意した金柑。疲れたみんなに好評でした。 |
お母さんがわりも、楽じゃないね、ま・ちゃん。ありがとう。 |
いつかの山火事で痛めつけられた山肌は、木々に覆われすっかり
その勢いを取り返したかのように見えます。しかし植生は、一昔前と
あきらかな変化を感じます。それはもう取り返しのつかないものかも
しれません...。
たとえそうであっても、傷めつけられた山を大事に守るみなさんの、
地道で懸命な作業によってこそ、今回の安全な山登りが実現した
ことは紛れもありません。心から感謝を表します。
そんな山火事を知らない子どもたちが、この山登りを忘れずに
いてくれたら、次の未来はそこから芽吹き始めます。
親にも子どもたちにも、希薄になっている“故郷”を見直す、
とてもよい遠足になりました。
いつか、またみんなでいけるといいね。