笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2015-11-04

ふれあい音楽会にふらりと


なんと肩に力の入らないことでしょう、聴きに行くというだけのことですと、まあ当たり前なのですが、上げ膳据え膳とというか。最後まで座っていられるかどうかを心配される感じ、今日は少しわかりました^^。

ハイドン(と、されている)の、ディヴェルティメント 変ロ長調 Hob.II:46、第一楽章は僕のイメージよりすこしゆっくりしたテンポでしたが、子どもたちが聴くのには、掛け合いがわかりやすくて、良いのかもしれません。お馴染みの第二楽章は、今回一番嬉しかった演奏です。YAMAHA DX-7のデモ・ソノシートで井上鑑は、この曲を“Church organ”のプリセットで弾いています(2:38~)。

5回の「ふれあい音楽会」を通して、内容によらず催事としてあるイメージは持っていますが、プログラムが、つつがなく流れていったのは、◎ではないでしょうか。時間配分や曲の配置にもメリハリがあって、子どもたちにはギリギリ我慢ができる程度の範囲だと思います。

聴くマナーが非常に良い、と昨年のお二人に絶賛を受けた笠小っ子たち、少しお話声が多いことは、先生方も気になっておられましたね。

とはいえ、各楽器紹介のほんの数秒前には指示がなくてもほぼ無音に近くなるほど、フッと集中する様子が、とても印象的でした。また、出演者の話もよく聞いていて、指揮棒の振り方に「なるほど」と声を出して反応するあたり、なかなかヨロシイ^^。あと、オーボエとファゴットのリードだけで出した音に「おんなじじゃ」と言った声も、おじさんはとても嬉しいぞ・笑

“指揮者になろう”で、ラデツキー行進曲を振ってみた三人が、自由なテンポやダイナミクスを設定して見せる様子には、とても励まされるものがありました。

最後、カルメンの(ほら、もう笑ってる人がいますでしょう)三曲セット、特に「ハバネラ」にはカルメンマキの飛び入りがありはしないかと、ついキョロキョロしてしまいましたがっ。


文化広報部のみなさん、お疲れでした。このように、楽しく聞かせていただきました、また宜敷。