何でもない踏切のように見えますが、実際踏切自体は何でもないです。
そして踏切を渡ってレールを眺めてみても、それほどのことがあるわけではないですが、実際にそこを電車(今はね;)で通ってみると、誰でもあることに気が付きます。それは...
倉敷駅を出て間もなく、列車は大きなカーブに差し掛かります。曲率半径が大きいので怖さはありませんが、それでもなんと90度を越えて列車は曲がっていくわけです。
倉敷駅から歩いてこの踏切に差し掛かった時、軽い方向感覚の混乱があります。道も曲がり、線路も曲がっている、その両方が相まって、さっき分かれたはずの伯備線に直行して再度出あうのは不思議な感覚です。
街中もタコ足のように道が入り組んでますね。 |
学生の頃、特急がこのカーブを曲がると山陽側に別れを告げるような感じを覚えていたのは、家を後にしていた寂寥感のせいだったのでしょうね。ここ、一度、下に降りてみたかったのです。ひとつ、思いが叶いました。