いままでずっと無理を聞いてくださって、話し合いの開催日は木曜日が多かったのですが、今回は水曜日。顔ぶれも入れ替わりがあって、なによりも校長先生が変わられてはじめての評議員会でしたが、伝わってくる情報の勢いに、ずいぶんな変化が感じられました。
一貫教育の導入、あるいは一貫校設置についての説明は、今年初めて出てきたものでした。
PTA役員に参加して以来、それなりに長く関わりを持ちながらも、こうした話がまとまった形で聞かれることがなかったことは、当事者の学校関係者自身がこのテーマを率先して語れないジレンマをそのまま表しています。
現状は、個々の発する“希望”が先行した情報が錯綜し、足元が滑っているような印象です。地区の教育の舵を取っている自治体関係者は、先行する他地域の事例をまなび、笠岡市が成しうる“現実”を見失わないでほしいと願います。
大きくは、教育を取り巻く環境は、社会情勢や政治に強く影響を受け変容していくものであっても、その子育ての現場や、子どもや地域に暮らす人々に十分なアカウンタビリティがなければ、地域の魅力を育くむに至るような、実りのある施策とならないでしょう。
まずは、28日には説明会があるそうなので、時間が許せば行ってみようと思います。
何年もかかって 根付き 実る |