昨日からの玉摺機のセットアップの残りを完了して、朝から練習に入りました。
本体は自動化しているわけですから、削ること自体にはさほどの心配はないわけです。しかし、レンズの中心を設定して機械に取り付けるところまでは、なんでもない部分に落とし穴はあります。
特にこの“ブロッカー”と呼ばれる道具は、手際が変わるものの一つで、レンズを引っ掛けたり落としたりしないように細心の注意を払うべき作業です。
昔と違って今は、それぞれの作業に大きな難しさはないでしょう。しかし「基本動作を確実にこなす」ということが何よりも大事だということは、あらゆる仕事で一緒だと思います。
一例で言うと、「左右を1枚ずつ作る」ということなどは、そうでしょう。ぼんやりしていると、つい右を2枚作ったりするものですが、僕にはこのことに厳しく意地があって、修行時代から今まで一度もその失敗がありません。今回の機械にはそのアラート設定がついていませんので、一層注意が要ります。でも引き続き、凡ミス・ゼロを頑張りたいと思います。