先日からCD通り越して、レコードを聴いたりもしている夜。
どうもヘッドシェル付近の周りが汚れているのか、ハムが出たり
悪ければ音が片ch途切れるほどに、不具合が出始めた。
で、さっきまでお道具の充実している店に戻って、外したシェルを
シルバークリーナーに浸し、超音波洗浄をかけたりしていたのであった。
水洗いし、よくブロワーで水を飛ばし、水分を丁寧に取って
さらに真空乾燥機で乾かし、カートリッジを再度取り付けた。
さて、家に帰って一枚、聴いてみる...。
「うわ、なにこれ。」
ボリュームを上げても、バックグラウンドは静寂そのもの。
いざ曲が始まれば、あまりの生々しい音質にうろたえるほどだ。
ヌケはいうに及ばず、定位や奥行き感が一新。
うごめくような低音の質感に身震いを何度も覚える。
ところで、27日付けのPink Floydの記事にビックリ。
26日僕はブタが再び飛んだことも知らず、レコードで久しぶりに
「Dogs」を通しで聴いていたのだった。