誰にでもあるかもしれない、変な癖のお話です。
めがね加工の際に、樹脂の“ブロック”をこうしてレンズに貼り付け、加工機にかけて削るわけですが、その際ブロックに両面テープを貼ります。通常はレンズが2枚一組なので、つまり右左と一枚ずつ使うため
左右ペアではがして使う習慣でした。
時にこのサイクル、“片方レンズだけの加工”であるとか、接着不良で一枚やり直し、とかやると、欠けができることがあり...。片方だけポツンと貼ってあるのは、なんだか中途半端な気分になっていたものでした。
先日ふと自分の頑なさに気が付き、
縦にまっすぐ一列にはがしていく方法へ切り替えると、不安定感がしなくなりました。
右左間違えないようにするためとか、いろいろな理由で手際を決めることも大事なんですけど、必要以上に自分を縛ってしまう罠から、少し解放されるようにしないと、ある種の強迫の芽を作っているのだな~と反省した次第です。