YAMAHA i88X、届きました。
レアかつ不人気ですが、ある時代のYAMAHA機器専用端子とみれば、mLANはぼくにとっては未だオーバースペックです・笑
同社の01Xの拡張I/Oとして使うのが、一般的な使い方です。ADAT端子が付いているので、つい色々に使いまわせるようにイメージなさる方もおられる様子ですが、そういった感じに器用に立ち回れる汎用性は乏しいです。
しかしながら、USBの攻勢に見事に世間から放置されてしまったmLANも、基本Firewireの堅固さの上にあるのですから、01Xとの濃密なコンビネーションにおいては、セットアップもシンプルでとても素晴らしいと思います。
一つ気をつけないといけないのは、台数を増やした時のワードクロックの設定です。低めに設定して様子を見たほうが良いです。48kでは、24chアナログ入力(01X+i88X二台)のときには、接続は正しくても音声が出ないことがあり、44.1kにするといとも簡単に音が出ました。
01X自体も8CHしかないサーフェスと思うか、シンプルで視認性が良いデジタルミキサーと考えるかで、評価が割れると思います。ミキサーは入力数は欲しいものの、大きくなるとセットアップがわずらわしくなります。設置場所には少しだけ並べて、へいぜいはシンプルにしたい。そして要るときにはハード音源やエフェクターを結線したままラックごと移動して、ケーブル一本で増設できる...。ね、やっぱりスゴイw
二台セットで売っていたので、ゴロゴロとこうなりましたが、欲しいのは一台でした。必要数だけ点検・清掃を加えて、手元に残して置こうと思います。
