今年に入ってから、稼働率の低い機材を整理・売却しました。それと同時に、ここ数年で利用してきた生録機材についても、そろそろ更新が必要なもの(修理の回数が多く信頼性が下がっているものとか、操作が煩雑で現場で混乱しやすいものとか)を思い切って見直すことにしました。
重量が軽く外装も丈夫な MACKIE 402VLZ4と、コンパクトなLINE6 Sonic Portの組み合わせにiPad miniへ。アプリは、Sonic Portと相性の良いと思われるCubasis 2で、やってみます。
KORG MR-2はもちろん続投ですが、バックアップ録音用だけにICレコーダーを購入する気にはなれず、(VXでなく)Sonic Portのドライバの定評ある確実さを買いました。
マイクも、より信頼性の高い LEWITT ルーイット / LCT 140 コンデンサーマイクにスイッチ。癖のなかったFOSTEX MC10 STに比べると、スペックの上では大きく異なるわけではないものの、いい意味で主張がある音で、輪郭がハッキリして前に出る印象です。ホルダーも前のFOSTEXに比べるとずいぶんしっかりしており、自由なセッティングに応えてくれそうです。
LEWITTとMACKIEというと、いかにもロック寄りな組み合わせですが、確かにヨーロピアンな繊細な感じではないかもしれません。ただ、いくら高音質でもナイーブな機材は、肩が凝ります。プリについては、t.c. electronic Konnekt 24Dとキャラクタも違いますから、これは、と思うものについては今後も使い分けを考えています。