先週からいよいよ本格稼動を始めた、「au Windows Phone IS12T by TOSHIBA」。
使い始めて短期間ではありますが、例によって率直なレポートをしてみます。
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新プラットホームに対する過大な期待や、不慣れを早々にぶつける方が多いのはこんなレビューの常なのでしょうが、私としては、かなりよい評価を持っています。
少なくともしばらくケータイを買い換えていない方には、十分な機能が見通しのよい操作性で実現していること、SkyDrive等のこなれたクラウドと既存のPC環境との連携の良さなどで、いきなり役に立つことは間違いないです。
他社でもオフィス文書を開く方法はありますが、このシームレスな環境は やはりネイティブの良さでしょう。
IE9の精緻な表示も見事で、アドオンに過度に依存したページでなければ、問題なくコンテンツの確認ができました。
ともかくSkyDriveを含めた使い勝手は、熟年のスマートフォンデビューには敷居が低かった(笑)ですね。
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Macユーザーが持つにもよい部分を感じます。ある程度立ち入った仕事は やはりMacでおこなうものなので、軽快なモバイル環境は仕事を絞り込むかわりに、とことん軽量化するのが値打ちがあると思うのです。
音楽ですか? 確かにiPodに比べると力不足はありますが、まあZUNEも iTunesのデータを兼用できますから、そんなに二元管理となる煩わしさはないです。
不思議ですが、iTSでダウンロードした曲でも数曲再生できるものもありました。 (理由はなんとなくわかりますが、より詳しい方にお任せします;)
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この機種の最大の魅力は、明確で(かなり)統一感の取れたユーザー・インターフェイスにつきると思います。
外仕事に求められる要素を整理した、マイクロソフトのある割り切りも潔いと思います。その上で後発メーカーならではの取り組みが感じられて、幾多の未完成が指摘されても、あまりある魅力を感じるOSです。